2007年11月06日

仏蘭西生まれの貴婦人黄金ラフランスとお洒落な貴公子ルレクチェ

★幻のラフランス「貴婦人ゴールドラフランス」

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左がゴールドラフランスと右は普通のラフランス

ラ・フランスの色には緑と茶の二種類あります。茶色のものは通称「金系」と呼ばれ、昭和30年代に山形県園芸試験場 置賜圃場で枝変わり(突然変異)として発見されたものです。
この当時ラ・フランスは缶詰用のバートレットの交配樹として使われていただけで殆ど出荷はされていませんでしたが、香りや味がなかなか良いということで、この茶色の品種を栽培する研究が行われました。

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全体がサビという黄金色のラフランス

 しかし、見た目が茶色でおいしそうに見えず、玉も大きくならない、そして裁培が難しいということもあり、ごく一部の生産者が栽培しただけで大きく普及することはありませんでした。
その後、缶詰用洋ナシの生産量減少とともに交配樹だったラ・フランスも切り倒されてしまい、茶色のラ・フランスは一緒に殆どその姿を消してしまいました。

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最近、「生食用」としてラ・フランスが注目されて栽培面積が増大しましたが、これは全て緑色のラ・フランスで茶色のラ・フランスは当時から残った樹しかありません。おそらく山形県外で栽培されているところは殆ど無いといえます。

というわけで、主流は緑のラ・フランスなのですが、食味という点では小柄でも茶色の「ゴールドラフランス」が香り味、共に評価は上です。しかし絶対量が少なく、なかなか数を揃える事は出来ません。もし幸運にも茶色のラ・フランスを入手したら十分にその味を堪能して下さい。


★お洒落な貴公子ルレクチェ


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1882年、フランスでバートレットとフォーチュニーを掛け合わせて作られた品種。甘く、香りも強い。また、果皮に「さび」が少なく外観が美しいのも特長。

西洋梨の原産地はヨーロッパ中央部から地中海沿岸地方。中世以降ヨーロッパ各地に広まり、フランス、ベルギー、イギリスなどで、栽培や品種改良が盛んに行われた。
日本には明治初期に導入されたが、高温多湿の気候が生育に適せず、山形県、新潟県、長野県などの夏涼しくて雨の少ない地方で栽培が行われるようになった。

果実の形はひょうたん型が多く、果肉は軟らかくねっとりして和ナシのような
ザラッとした舌触りがなくトロッと滑らかで気品高い香りがが持ち味である。

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食べ頃はこれくらい黄色になる頃なので解かり易い


追熟
 西洋梨は、完熟した状態で収穫すると、食味の低下、果肉の紛失化、果肉褐変などが発生するため、果肉の硬い状態の、ある程度成熟した果実を収穫し、その後追熟を行ことではじめて風味豊かなとろけるような舌触りの果実となる。

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ルレクチェは他の西洋梨より追熟に長く要する
トロッとした滑らかな歯ごたえはここに秘密がある


追熟の温度は、10~15℃または、20℃以下の冷蔵庫内に置くことである。追熟の日数は、品種によって異
なり、10日~50日程度である。
 追熟中は、品種に適した温度・湿度を保つ必要がある。また、追熟前に予冷を行うと、追熟がスムースに進む。


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投稿者 味の農園 : 16:32 | コメント (0) | トラックバック (0)

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