2008年01月17日

さくらんぼの超促成栽培は冷蔵庫で休眠を確保して樹をダマス?

落葉果樹は秋に花芽をつけたまま落葉して、温度が低くなると休眠して冬を越し春に一定の気温に達するまで休眠状態にある。さくらんぼ生産者はこの原理を利用してビニール温室を利用した」促成栽培が展開されるが、肥培管理、温度管理などの高い技術が求められるのは確かだ。


温室サクランボは12月からの低温で休眠に入ったことを確認して20日から30日間の休眠期間を取って1月にビニール被覆して人工的に春の気象を作り出して、休眠を覚醒させて早期に収穫しようという原理になる。

 超促成栽培といわれる下記の栽培方法も原理は同じだが、自然の冬の休眠を確保するのは12月以前では不可能なため、人工的に冷蔵庫を使用する方法になる。


 この方法だとさくらんぼの樹木自体を移動可能につくる必要がある。所謂、大きな鉢植えのようなポット栽培に拠らないと冷蔵庫への出し入れが出来ないからだ。
そしてコンパクトな移動可能な仕立てと経済的要因を満たす収穫量もあわせて確保しなければならない。
 もうひとつの難しさは、高い栽培技術もさることながら、難しい技術とさくらんぼに機能性という全く別の要因が求められる事になるからだ。こちらはコストいう高いハードルになる

この原理を利用するのが温室さくらんぼで一度寒さを経験させその後の温室にビニールを被覆して加温するといっきに花芽の活動が活発化して生育が促進します。寒さを経験させる時間が短いと開花受粉もうまくいきません。雪のある冬の寒さはさくらんぼにとってとても大切な要素になるのです。

温暖化が叫ばれている現在、いぜんでは考えられなかった自然の「寒さ」が非常に貴重である事がクローズアップされてきました。

%E6%9D%B1%E6%A0%B9%EF%BC%93%E6%9C%88%EF%BC%91%EF%BC%97%E6%97%A5-004.jpg onsitu86.jpg
外は氷点下の白銀の世界だが温室の中はさくらんぼの花が咲き蜜蜂が飛び交う

「サクランボの超促成栽培に取り組む天童市下荻野戸の農業花輪和雄さん(58)が4日、ビニールハウスで丹精込めて育てた佐藤錦を関東地方の主要市場に向け初出荷した。

 超促成栽培は、夏場にサクランボの木を冷蔵保存し、秋に温室ハウスに移して開花、結実させる。花輪さんは240本の佐藤錦を栽培、高さ2.5メートルほどの鉢植えの木を去年6月から約3カ月間、大きな冷蔵庫で低温保存した後、10月上旬にハウスに移動し授粉した。

 花輪さんによると、今年は、去年2-4月ごろまでのハウス内の温度管理の手違いなどで着果量が極端に少なく、収穫量は去年の5分の1程度だが、品質は上々という。

 この日は、天童市内の天童市農協ラ・フランスセンターで初出荷式を行い、収穫したばかりの真っ赤なサクランボを関係者に披露。きり箱に一粒一粒丁寧に詰めた300グラム入り十数箱を、関東の5つの市場に向け発送した。5日に初競りにかけられる。去年の競りでは1箱約3万円の値が付いたという。」

◆以上山形新聞1/4の記事より◆


お取り寄せ参考はこちら
http://www.ajfarm.com/cherry.html

投稿者 味の農園 : 10:03 | コメント (0) | トラックバック (0)

このエントリーのトラックバックURL

http://www.ajfarm.com/mt/mt-tb.cgi/230

コメント

コメントを送ってください




ログイン情報を記憶しますか?

(スタイル用のHTMLタグが使えます)