大粒品種 紅秀峰は期待の新星 紅秀峰(べにしゅうほう)は晩生種で、佐藤錦の後に収穫が始まります。佐藤錦より2週間ほど遅い、露地物は山形県辺りでは6月下旬~7月中旬に収穫されています。 『佐藤錦』よりも約2週間ほど遅れて収穫される晩生種の品種です。 簡単に紹介しますと、紅秀峰は昭和54年に山形県で、『佐藤錦』と『天香錦』という品種を交配して開発された比較的新しい品種で、最も人気の『佐藤錦』に比べて大粒で、果肉が...... 続きを読む
くだもの歳時記
佐藤錦 背中を魅せる手詰め 届いた時に驚き、もらって大感激の佐藤錦。それも一粒ひと粒きれいに並べられ化粧仕上げの通常「手詰め」と呼ばれる大粒のサクランボがパックに大盛り状態で盛られていきます。 このサクランボの並べ方「手詰め」は実はお得な商品です。何故かというと通常500g入りのパックに650gが詰められています。何故かというと手詰めは容器はプラスチックのバラ詰めが500g入るのと同じ容器を使います。1㎏(500...... 続きを読む
桃は基本的に常温で保存する 桃は夏のくだもの、冷蔵庫に入れないようにしましょう。冷蔵保管に非常に弱い性質があって鮮度以上に大切な桃の美味しさを失うことになってしまうのです。桃は冷気によって特有のジューシーな本来の甘さが奪われてしまいます。 保存方法については基本的に常温で保存することをおすすめします。ただし、硬い桃と柔らかい桃の好みに合わせて保存方法にも多少違いがありますので、好みの具合に調整することもできます。 ...... 続きを読む
美味しい桃の上手な洗い方とは 桃の皮の表面には、びっしりと細かいうぶ毛が生えています。これを流水で流しながら手でこすってよく洗ってください。このうぶ毛はこするとすぐに洗い流せますので、洗っていると桃の皮の手触りがキュッキュと変わって、ツルツルになってくるのが良くわかると思います。 柔らかくなった桃は強くこすると痛みの原因になります。流水で流しながらかるく、やさしく洗いながして下さい。まだ硬めの桃はキュッキュッとしっか...... 続きを読む
桃が美味しくなるタイミング 桃の旬は6月から9月ころまでと全国的にはいわれますが、山形の桃は7月下旬から10月上旬頃までと少し遅くなりますが桃は基本的に夏くだもので長い期間食べる事が出来ます。 桃は収穫の10日位前から収穫直前にかけて急激に糖分を蓄えて美味しくなるといいます。という事は収穫前から収穫期にかけての天候で美味しさが左右されてしまうのです。その時期のお天気が雨のない晴天が続いていると濃厚な味の桃がいただけるとい...... 続きを読む
山形さくらんぼの現状は 日本のさくらんぼの歴史がもうすぐ約150年です。サクランボが日本に渡来したのは明治元年ことの、山形県へは明治8年に北海道を経由して今あるナポレオンや高砂などの品種が入ってきました。山形さくらんぼは佐藤錦を中心に、その中で大きな役割をしてきました。佐藤錦の誕生は、大正11年(1922年)とされ100年を経過しました。初輸入された明治元年から150年という歴史が刻まれています。 改めて、さくらんぼの源...... 続きを読む
山形県では佐藤錦、紅秀峰、紅さやか、紅てまり、紅きらり、紅ゆたか、紅夢鷹、ナポレオン、南陽、大将錦、月山錦、高砂、正光錦、など約30種類以上が作付されているといわれています。 最近、特に注目されている山形さくらんぼは新品種の「やまがた紅王」です。大きさが500円玉以上のサイズで日持ち良く大きな期待が寄せられています。 佐藤錦を超えるサクランボは さくらんぼと言えば佐藤錦、20世紀最高の品種と絶賛され、生食用としては他を寄せ...... 続きを読む
佐藤錦が通信販売のきっかけ 味の農園の通信販売を始めるきっかけは、山形県の特産品や農産品を全国にお届けして多くの皆様にお客になってもらいたいとの思いから、昭和62年に郵便局の「ふるさと小包」事業に参加することから始まりました。 参加してみると「さくらんぼ」はとても全国的に人気の高い商品であることが解かりましたが、さくらんぼの「ふるさと小包」は一方でお客様からのクレームも多い商品であることも思い知らされました。 特に...... 続きを読む
さくらんぼ発送 常温便が基本 さくらんぼはデリケートで日持ちが悪く、劣化しやすい果物なのです。中でも特に佐藤錦は温度変化と湿度変化(乾燥と結露)に弱いので、保存する場合は細かな注意が必要。また、さくらんぼは基本的に3日以上の保存には問題があると思って取り扱った方がいいでしょう。 さくらんぼはくだものの中でもいちばんデリケートで扱い方が難しいフルーツと考えられます。特に最近は、生産地でギリギリまで完熟にして収穫し、お送りする佐藤錦が主...... 続きを読む
さくらんぼ 魅力を知ってほしい 一言でいうとサクランボは足の早い日持ちの悪いくだもの。私たちは生産に関わる者として、サクランボの特性と正しい扱い方をよく知っていただきたい。多くの皆様に山形特産のサクランボを美味しく召し上がっていただきたいものと考えています。1人でも多くの皆さんにサクランボの魅力をお伝えできればと思うのです。 そこで サクランボ特有の性質からみた取扱い方とは、サクランボの生産現場からみた取扱い方とは、サク...... 続きを読む
山形県の日本海沿岸は新潟県から、秋田県まで続きますがクラゲの展示で日本一の加茂水族館から秋田県境までは長い砂浜の海岸線が続きます。 300年かけた防砂林に 日本海からの強い北よりの季節風が育てた砂丘が庄内砂丘です。庄内砂丘は長さ35km、面積約55km2を誇り長さ日本一の砂丘として知られています。いちばん高い所は標高30mほどあります。 鳥取砂丘、吹上浜砂丘とともに日本三大砂丘のひとつとされています。しかし、庄内砂丘は鳥取砂丘のような砂の...... 続きを読む
目的と用途でメロンを探す マスクメロンや夕張メロンは非常に美味しく、見た目も芸術作品のような美しさがあります。それだけに価格も相当なものです。それもそのはず、高級なマスクメロンなどは、一個のメロンに栄養を全て集め実を充実させるため、一株に一個しか実がならないように余計な実は摘果して栽培しています。 しかし、プリンスメロンやアンデスなど、手ごろな価格のものも多く、品質と価格のバランスが取れたものが多くあります。いずれもメロンの完熟期を...... 続きを読む
メロンの美味しさと健康成分 メロンの用途は千差万別です。メロンは美味しいだけでなく体によい健康くだもの的なイメージもありメロンにはカリウムが多く含まれています。 カリウムは体から排出されるとき、ナトリウムを道連れにする性質を持っているため体内の老廃物や余分な塩分を排出する利尿作用があるようです。 食後にメロンという組み合わせは、塩分の取りすぎを防いでいるとも言えます。お見舞い用の果物としても最適...... 続きを読む
メロンは美味しいだけでなく体によい果物です。美味しいメロンを上手に保存して美味しくいただくためにはいくつかのポイントがあります。保存方法をマスターしてメロンの美味しさを100%引き出して召し上がってください。 メロンの追熟と保存方法とは メロンは冷蔵庫の中では追熟が進まないため、食べ頃になるまで常温で保存してください。 食べ頃になったメロンはまるごと、または半分に切って種を取りラップに包んで...... 続きを読む
グリーンアスパラガスとは グリーンアスパラガスは春先から芽が出始め、秋まで収穫できます。また、いろいろな栽培方法があり、冬でも少量出荷されており、輸入ものもあわせて通年店頭にも並んでいるのであまり旬を意識しない食材ではあります。 しかし、最もおいしい時期はやはり露地栽培で春から初夏にかけての旬に取れたての物であることは言うまでもありません。 アスパラガスの栽培方法にもよりますが、立茎栽培という手法では、春に...... 続きを読む
美味しいアスパラガスとは アスパラガスを選ぶポイントとは、何といってもアスパラガスの命は鮮度を保つ水分です。 1,その水分が充分かを見分けるコツは穂先の締まっているもの 2,ずっしり重く茎が太って、切り口がきれいで水分を感じるもの。 ●注意するポイント3つ ①穂先の締り ②太ってるもの ③切り口を見る &nbs...... 続きを読む
大正時代からメロン研究 庄内砂丘は鳥取砂丘のような砂の山といったイメージはありません。 それは、冬の強い季節風から農地を守るため300年ほど前の江戸時代からクロマツが植林されて、庄内平野の稲作を守ってきた経緯があり、砂丘全体が防風林になっているからなのです。 その砂丘を利用してさまざまの農産物が栽培され特に砂丘メロンは、夏を代表する特産品になりました。その庄内砂丘でメロン栽培がはじまったのは大正7年頃といわれ、意外と古い先...... 続きを読む