世界のさくらんぼ生産状況 さくらんぼ(甘果おうとう)の原生地は、小アジア~カスピ海・黒海沿岸地方と考えられており、紀元前1世紀にローマにもたらされた後、ヨーロッパ各地に広まり、日本へは明治初期にアメリカから導入されました。 現在、生産量が最も多いのは原生地にも近いトルコで約64万トン(日本の約35倍)にのぼり、アメリカ、ウズベキスタンが続いている。日本の生産量は約1万8千トンで、世界では格段に低い数で22位となっています。 &nb...... 続きを読む
山形日記
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山形さくらんぼのお話し
さくらんぼ桜桃が県の木に 昭和45年の万国博覧会がきっかけで山形県の木が決まりました。1970年に大阪で開催された万国博覧会を記念して県の木を定めることになり、昭和41年に山形県になじみの深い木の中から3種類の木を選び、その中から県民のみなさんに募集が始まりましました。その結果、桜桃 さくらんぼの木が県の木になりました。(昭和57年3月31日制定) 現在は東京の国会議事堂の前庭にも佐藤錦、紅秀峰、紅さやかなどのさくらんぼ...... 続きを読む
さくらんぼの霜害は脅威です ここに数年温暖化による現象として晩霜(おそじも)の被害が多発しています。温暖化は作物の生育を早めます。毎年、開花が早まっていくことで霜害に会いやすい状況があります。山形県の果樹地帯はおいしい果物の条件として内陸盆地の温度格差が大きいというものが長所としてありますが、この反対側が遅霜という直接授粉障害をおこす、こわい自然現象になります。 桜(ソメイヨシノ)の開花は4月下旬頃が主になりますが、さくらんぼの開花は、...... 続きを読む