りんごは届いた後はどうやって保存したらよいですか?
![サンふじ ふじリンゴ ふじ](https://www.ajfarm.com/wp-content/uploads/2017/09/hujimit-.jpg)
ふじリンゴはシャリ感があり実の硬い保存性が良いりんご
りんごの保存方法は長く保存したい場合は1個ずつ新聞紙などで包んでからビニール袋に入れて密封します。新聞紙が湿度調節の緩和の役目をしますので、より長持ちするようです。ただし、一般の家庭用冷蔵庫ではそれほど日持ちしないので早めに食べて下さい。
りんごは、熟成を促進するエチレンガスを多く放出するので、他の果物や野菜と一緒に保存するとそれらの成熟を促してしまいますので、分けて貯蔵しましょう。冷蔵庫の野菜室で保存する場合は、必ず密封した状態で保管して下さい。
ふじりんごは秋から冬にかけて旬をむかえる長期保存が可能なりんごの品種です。保存の方法をしっかり守るとより長く、美味しく楽しむことができます。ふじりんごの保存時で注意すべきことは、温度が高いところと乾燥に弱いことです。長期保存したい場合は、低温(0~5℃)で湿度(80%以上)の場所に保存しておきましょう。
ふじりんごの旬である冬場であれば暖房の効いていない涼しい場所で日の当たらない場所(冷暗所)暖かいところであれば冷蔵庫の野菜室にポリ袋に入れ密閉してしっかり保存した場合は1ヶ月程度、日持ちします。
もし、冷蔵庫で保存する場合、ふじりんごは冷蔵庫の野菜室で低温と高湿度で保存するとより鮮度がキープできます。サンふじのシャリシャリ感がお好きな方はお早目のお召し上がりと冷蔵庫の保存が大切です。
![こうとく 蜜入りりんご 蜜りんご](https://www.ajfarm.com/wp-content/uploads/2017/09/asahi-.jpg)
こうとくは蜜入りの多いリンゴの代表
蜜の多い「こうとく」はすぐに冷蔵庫に
リンゴの果肉が柔らかくなるので劣化してきている証しです。
リンゴは自体が完熟を過ぎ劣化してくると、食味よりも先に食感が変わります。果肉が柔らかくなり歯ごたえがなくなります。リンゴがぼけるという表現をする人がいます。りんごがぼける、とは、りんごの追熟が進み、水分や甘みが抜け、食感が悪くなってしまっている状態を言います。
特に、早生りんごや蜜入りの多い「こうとく」などは果肉が劣化し易いので、届いたらすぐに冷蔵庫で保管し、できるだけ早く食べることです。「こうとく」は届いてすぐに冷蔵庫に入れることで、1週間は楽しむことができますが、1個ずつ冷蔵庫から出したら食べきるようにしましょう。りんごは蜜入りの多いものほど日持ちが良くないと考えてください。
りんごは鮮度が落ちると、どうしても果肉が柔らかくなり、酸味が低下し味にメリハリが無くなってしまいます。リンゴ自体の出来具合にもよりますが、これは集荷からの時間が経過するにつれ、この状態が顕著になってきます。
▼驚きの蜜入りリンゴこうとく動画
山形のリンゴの美味しさはシャキシャキしたシャリ感のある歯触りと濃厚な食味が特徴です。
山形は寒暖の差が激しい盆地特有の気候で、りんご本来の美味しさが生じる完熟期と収穫期が見事に合致する、日本有数のリンゴの産地。サンふじの系統の極ふじ(きわめふじ)は特に食味が良く肉質は緻密で硬く、果汁が多くジューシー。特に蜜入が安定して食味が良いと生産者の中でも評価が高いのです。
また、「こうとく」の人気の秘密は、なんといっても果肉の大半を占めるアメ色 の蜜入り。栽培の難しさもあって山形県でも生産量が少ないため、大変希少なりんごとなっています。近年、生産に力を入れている蜜りんご「こうとく」は認知度も少しずつ広がって香りが高い蜜りんごとして評価が高くなっています。