さつまいもは主食として食べても大丈夫?

サツマイモは焼き芋、ふかし芋でも美味しい
さつまいもは、白米やパンなどの主食の代わりに利用でき、カロリーが比較的低く、食物繊維やビタミンC、カリウムなどの栄養素が豊富であるため、栄養補給と満足感を得やすい点がメリットです。ただし、主食として食べる場合は、栄養バランスが偏らないように1日1~2食程度にとどめ、タンパク質や良質な脂質を含む食材と組み合わせ、シンプルな調理法(蒸す・焼くなど)で食べるのが効果的です。食べ過ぎはカロリーや糖質の過剰摂取につながるため注意しましょう。
■さつまいもと主食の栄養比較(100gあたり・蒸した場合)
白ご飯
エネルギー:約168kcal
炭水化物:約37g
食物繊維:0.3g
ビタミン・ミネラル:少なめ
さつまいも
エネルギー:約130kcal
炭水化物:約31g
食物繊維:2.2g(ご飯の7倍以上)
ビタミンC、カリウム、βカロテンも豊富
結果として、カロリーはご飯より低く、栄養はさつまいもの方がバランスが良いです。
▼主食として置き換えるときの注意
たんぱく質が不足しやすい。ご飯もたんぱく質は少ないですが、さつまいもはさらに少ない。豆腐、納豆、卵、魚などを必ず一緒に食べること。
▼エネルギーが不足することもある
ご飯茶碗1杯(150g ≈ 250kcal)をそのままさつまいも150gに置き換えると、約200kcalで少し足りない。置き換えるなら 200g前後のさつまいも がちょうどいい。GI値がやや低めで太りにくい。
白米は高GI食品、さつまいもは中GI食品。血糖値の上昇が緩やかなので、脂肪になりにくい。
▼さつまいもの主食論
さつまいもは主食の代わりにしても栄養的に問題なし。ただし「たんぱく質を別の食品で補うこと」と「量を調整すること」が大切です。
砂丘の地下の豊富な地下水は美味しいサツマイモを作る原動力になり、砂丘独特の環境の特徴は熱い砂の土壌、生産さの熱い情熱そして、冷たい地下水が濃厚で糖度の高い美味しい砂丘サツマイモを育ててくれます。「熱しやすく、冷めやすい」という「温度格差」が特徴といわれる砂丘土壌の特徴です。
300年程前から地域の人々によって植林されてきたクロマツ林に囲まれた砂丘の畑に、紫紅色に輝く「紅はるか」が静かに育ち秋の収穫を待っています。庄内砂丘で続く宮野浦サツマイモの歴史と伝統を守ります。山形県酒田市宮野浦の砂丘地で、1857年(安政4年)から続く歴史ある砂丘サツマイモの産地です。