山形の生産者 収穫情報ブログ|味の農園
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山形日記

庄内砂丘のサツマイモ村とは

さつまいも村 庄内砂丘 宮野浦

庄内砂丘の酒田市宮野浦さつまいも村 生産者は砂丘サツマイモの古(いにしえ)の産地、住所は酒田市宮野浦は日本海を望む砂丘地にあり最上川の河口南岸に位置します。日本海の季節風によりつくられた庄内砂丘の「熱しやすく冷めやすい」温度格差の大きさが美味しさを支え、最上川から流出した堆積物による土壌もあいまって美味しい砂丘サツマイモを育ててくれます。   「さつまいも村」とは、山形県酒田市宮野浦地区でさつまいもを栽培し、食育や栽培体験、地域活性化に取り...... 続きを読む

砂丘さつまいもの魅力とは

さつまいも畑 生産者阿部

庄内砂丘とサツマイモ栽培の特徴 山形県庄内地方の日本海沿岸には、南北約35kmにわたる「庄内砂丘」が広がっています。砂丘地帯は水はけが極めてよく、昼夜の寒暖差も大きいため、サツマイモの栽培に適した条件を備えています。砂地の特性から根が深く張りやすく、でんぷん質が蓄積され、甘みの強い芋が育つのが特徴です。170年続くサツマイモの産地宮野浦で受け継がれてきた栽培の歴史が物語ってきました。   砂丘の地下の豊富な地下水は美味しいサツマイモを作る原...... 続きを読む

ゆきまんてん待望の耐暑性品種 誕生の物語

庄内平野の米作り 庄内平野 鳥海山

高温耐性があり美味しい多収穫品種 山形県では、2023年の夏の猛暑の影響で県内のお米生産が品質低下の被害を大きく受けました。そのため、温暖化対策として、暑さに強く安定した収量が得られる新品種山形142号として山形県の研究所で生まれました。   そして「ゆきまんてん」と命名され2027年の本格販売を目指しています。この品種は、県内の小学生から募集された名称の中から選ばれ、その名に相応しく、白く大粒で、しっかりとした食感が特徴です. &n...... 続きを読む

コメ不足の実相から減反を考える

庄内平野 田植え 鳥海山

令和のコメ騒動から見えてくるもの 米不足、米価格の高騰が止まりません。今年2月以降、政府は数度に分けて備蓄米の放出を行ってきましたが、市場の不足感はいまだ極めて大きく、価格もほとんど下がっていないのが現状です。 政府はこれまで「投機目的による買い占めなど流通に問題が生じているだけで、米の供給は足りている」と「流通悪玉論」を繰り返してきましたが、調査した結果、隠された米は見つからなかったと発表しました。 現在、2024年産米を前倒しで流通させる「先食い...... 続きを読む

さくらんぼ明治元年から北海道に

北海道さくらんぼ 佐藤錦 紅秀峰

はじまりは旧幕府軍との開墾条約 箱館戦争とは、江戸時代最後の年の慶応4年(1868年)から、2年間にわたって全国で起こった戦い「戊辰戦争」の、最後の戦いのことです。戊辰戦争は、開始した慶応4年(明治元年)の干支が戊辰だったことで名付けられ、京都での「鳥羽・伏見の戦い」から始まり、東北や会津など全国のあちこちで戦いを繰り広げました。   戊辰戦争の終局に、榎本武揚を中心とする旧幕府軍は蝦夷地へ向けて出帆。榎本らは七飯の北隣となる森町へ上陸。蝦...... 続きを読む

温暖化に強いお米新品種「山形142号」

つや姫 収穫期 美味しいお米

猛暑の高温障害を克服できるか 山形県内では近年、猛暑でコメの生産に影響が出ている中、暑さに強く、収穫量が確保できる新たなコメの品種が開発されました。   このコメは、県が開発した「つや姫」「雪若丸」に続く新品種「山形142号」です。山形県産米をめぐっては、R5年の猛暑の影響で評価が最も高い1等米比率が50%を下回って過去最低となるなど、温暖化への対応できる品種が求められています。   こうした中、新たな品種は県の研究所...... 続きを読む

やまがたフルーツ150年を振り返る

さくらんぼ満開 さくらんぼの花

山形県は日本有数のフルーツ王国として知られています。恵まれた地形、気候などの環境が多様な果物の生産を支え生産者の技術の研鑽も相まって、フルーツ生産150年の旺盛な生産力を生み出してきました。特にさくらんぼと洋なしラ・フランスは全国シェアの大半を占めています。   ...... 続きを読む

山形牛 米沢牛 蔵王牛 高橋畜産の牧場

米沢牛 黒毛和牛 霜降り

山形の豊かな自然に囲まれて 私たち高橋畜産グループは2つの生産法人、6つの直営牧場で、高品質のブランド牛を育てています。私達の牧場はすべて、澄んだ空気と清涼な水、豊かな自然、四季がはっきりとした東北の山麓の気候のなかにあります。   牛たちが育つ牛舎はゆったりとして清潔に保たれ、牛たちが気持ちよく快適に過ごせるような環境づくりを実現しています。「ストレスなくのびのびと」が私たちのいう愛情のある環境といえます。   ht...... 続きを読む

美味しい牛肉を生産するために

山形牛 黒毛和牛 霜降り肉

山形牛の生産者高橋さんの紹介 至福の牛肉を育てるその原点にあるのは愛情です。高橋畜産では山形牛の生育に関わる環境と育てるときの愛情が大切と考えています。   おいしい牛肉の生産者としての私達のこだわりをひとつ挙げるなら愛情です。牛とたくさん話し、たくさん声を聞き、「牛の言葉がわかるようになる」ことをスタッフ全員がめざしているということかもしれません。   一頭一頭に声をかけ、細かく気を配り、毎日まいにち健康状態を確...... 続きを読む

山形牛の牧場ご紹介 高橋畜産グループから

山形牛 米沢牛 蔵王牛

蔵王の牧場などでのびのび育つ 私達、高橋畜産は2つの生産法人、5つの直営牧場で、高品質の山形牛、米沢牛、蔵王牛といったブランド牛を育てています。私達の牧場はすべて、澄んだ空気と清涼な水、豊かな自然、四季がはっきりとした東北の山麓の気候のなかに、自然との調和を目指してつくられました。   どの牛舎もゆとりある広さの中に1頭、1頭が飼育されることで清潔に保たれ、牛たちが気持ちよく快適に過ごせるような環境づくりを実現しています。ゆったりとストレス...... 続きを読む

世界一のさくらんぼ王国トルコの生産事情

トルコさくらんぼ サクランボ開花期

サクランボの生産量と気候変動 トルコ共和国では2024年度のサクランボの総生産量を90万トン、そのうち71万8千トンが甘果オウトウ、18万2千トンが酸果オウトウであると予測しています。   トルコ統計局によると(TurkStatTurkStat)の当初の年間見通し(2023年5月時点)は、24年度の甘果オウトウの生産量を、23年度の推計値65万6 041トンに対して18.6%増の77万8 065トンという結果でした。   ...... 続きを読む

世界1位のトルコさくらんぼ事情とは

トルコ共和国 さくらんぼ原産地

さくらんぼ世界1トルコ共和国 トルコ共和国はサクランボの原産地であり、従来から世界のトップ生産量を誇り主要サクランボ生産国の一つです。近年は毎年、輸出国トップ4に含まれるサクランボ王国といえます。生食サクランボの甘果オウトウは主に中央アナトリア、エーゲ海、マルマラ、地中海の各地方で盛んに栽培されています。   トルコは世界有数の甘果オウトウ生産国で、近年輸出市場からの需要の増加を享受しているトルコの生産者は、新しい果樹園に投資し始めました。...... 続きを読む

さくらんぼ 山形から米国 サクランボ生産を観る

レーニア山 ワシントン州 4392m

米国のさくらんぼ生産の事情 米国産サクランボには酸っぱい品種(tart)と、甘い品種(sweet)があります。さくらんぼの分類からすると、酸っぱい品種(tart)はセイヨウスミザクラ(酸果オウトウ)であり、甘い品種(sweet)はセイヨウミザクラ(甘果オウトウ)に分類されます。   甘いサクランボ品種のビング、ランバート、レーニアの三つの品種は、米国北西部で生産される甘い生食用チェリーの95%以上を占めています(ワシントン州農務局)。日本の...... 続きを読む

野菜食は腸活に そして健康につながる

野菜生産 野菜収穫 茄子収穫

野菜と腸活 腸内フローラとは 野菜の分類 現在、わが国で栽培されている野菜には150~200種ほどがあります。野菜には食物繊維が豊富に含まれており、腸活に役立ちます。野菜の食物繊維は、腸内で水分を吸収して便のかさを増やし、腸の動きを促進します。また、善玉菌のエネルギー源となるため、腸内環境の改善に寄与します。   野菜には、ビタミン、ミネラル、抗酸化物質などの栄養素も含まれています。腸内には約1000種類もの腸内細菌が生息しており、それぞれ...... 続きを読む

山形さくらんぼ生産と概況

山形さくらんぼ 佐藤錦 サクランボ

世界のさくらんぼ生産状況 さくらんぼ(甘果おうとう)の原生地は、小アジア~カスピ海・黒海沿岸地方と考えられており、紀元前1世紀にローマにもたらされた後、ヨーロッパ各地に広まり、日本へは明治初期にアメリカから導入されました。   現在、生産量が最も多いのは原生地にも近いトルコで約64万トン(日本の約35倍)にのぼり、アメリカ、ウズベキスタンが続いている。日本の生産量は約1万8千トンで、世界では格段に低い数で22位となっています。 &nb...... 続きを読む

さくらんぼ 桜桃は山形県の木です

サクランボ さくらんぼ 佐藤錦

  さくらんぼ桜桃が県の木に 昭和45年の万国博覧会がきっかけで山形県の木が決まりました。1970年に大阪で開催された万国博覧会を記念して県の木を定めることになり、昭和41年に山形県になじみの深い木の中から3種類の木を選び、その中から県民のみなさんに募集が始まりましました。その結果、桜桃 さくらんぼの木が県の木になりました。(昭和57年3月31日制定)   現在は東京の国会議事堂の前庭にも佐藤錦、紅秀峰、紅さやかなどのさくらんぼ...... 続きを読む

月山高原にんじんジュース誕生のお話し

月山 月山高原 出羽三山

人参の品質が美味しさの決め手 このにんじんジュースの美味しさの秘密は人参「人参の品質の良さ」からきていると、だから「美味しい人参ジュース」なのだと皆さまの評価を受け止めています。   「月山高原にんじん」は、その月山の山麓、標高約300m程ある雄大な開拓農地「月山高原(がっさんこうげん)」の大地で栽培されています。主に栽培されている人参の品種はアロマレッド、レイメイ、向陽など。日本百名山のひとつでもある「月山(がっさん)」。その標高は198...... 続きを読む

紅花商人の物語 紅花大尽とは

最上川 舟運 紅花文化

芭蕉と紅花大尽との出会い 奥の細道に入ってみる。松尾芭蕉が奥の細道の旅に出る時期は江戸元禄時代、紅花商人が活躍した最盛期に重なります。お芭蕉も最上川を船で移動しました。元禄二(1689)年旧暦五月十七日、芭蕉は『おくのほそ道』の難所の一つ山刀伐(なたぎり)峠を越えて、尾花沢おばなざわへとたどり着きました。   陸奥から鳴子、山刀伐峠を越え尾花沢に出ます。最上川を船で下り出羽へと出て、これから日本海側の旅が始まる計画になっています。尾花沢には...... 続きを読む

北前船はどんな働きの船なのか

北前船 西廻り航路 千石船

    北前船は画期的な船上問屋か 北前船(きたまえぶね)は、江戸時代から明治時代にかけて日本海の海運で活躍した、主に買積みの北国廻船(かいせん)の名称です。買積み廻船とは、商品を預かって運送だけをするのではなく、航行する船主自体が商品を直接買い、それを寄港地で直接、売買することで利益を上げる廻船のことを指します。   北前船は、通常大阪から瀬戸内海に入り下関を経て日本海を北上して北海道に至る西廻り航路に従事した...... 続きを読む

最上川の流れ滔々 山形の文化と人々

最上川 山形文化 舟運

最上川の概要と役割から 米沢市の西吾妻山を水源とし、米沢盆地、山形盆地、新庄盆地、庄内平野を通って、酒田から日本海に注ぐ最上川。1つの県のみを流れる川としては日本一の大河です。その流域面積は、山形県の面積の75%を占めており、その流域人口は山形県人口の8割にもなります。   最上川の豊かな流れは、昔から山形県に住む人々の生活と密着しており、母なる川として親しまれてきました。農業用水の利用や漁業の営みはもちろん、交通路としても重要な役割を担っ...... 続きを読む

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