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山形日記

カテゴリー: 山形さくらんぼのお話し

世界一のさくらんぼ王国トルコの生産事情

トルコさくらんぼ サクランボ開花期

サクランボの生産量と気候変動 トルコ共和国では2024年度のサクランボの総生産量を90万トン、そのうち71万8千トンが甘果オウトウ、18万2千トンが酸果オウトウであると予測しています。   トルコ統計局によると(TurkStatTurkStat)の当初の年間見通し(2023年5月時点)は、24年度の甘果オウトウの生産量を、23年度の推計値65万6 041トンに対して18.6%増の77万8 065トンという結果でした。   ...... 続きを読む

世界1位のトルコさくらんぼ事情とは

トルコ共和国 さくらんぼ原産地

さくらんぼ世界1トルコ共和国 トルコ共和国はサクランボの原産地であり、従来から世界のトップ生産量を誇り主要サクランボ生産国の一つです。近年は毎年、輸出国トップ4に含まれるサクランボ王国といえます。生食サクランボの甘果オウトウは主に中央アナトリア、エーゲ海、マルマラ、地中海の各地方で盛んに栽培されています。   トルコは世界有数の甘果オウトウ生産国で、近年輸出市場からの需要の増加を享受しているトルコの生産者は、新しい果樹園に投資し始めました。...... 続きを読む

さくらんぼ 山形から米国 サクランボ生産を観る

レーニア山 ワシントン州 4392m

米国のさくらんぼ生産の事情 米国産サクランボには酸っぱい品種(tart)と、甘い品種(sweet)があります。さくらんぼの分類からすると、酸っぱい品種(tart)はセイヨウスミザクラ(酸果オウトウ)であり、甘い品種(sweet)はセイヨウミザクラ(甘果オウトウ)に分類されます。   甘いサクランボ品種のビング、ランバート、レーニアの三つの品種は、米国北西部で生産される甘い生食用チェリーの95%以上を占めています(ワシントン州農務局)。日本の...... 続きを読む

山形さくらんぼ生産と概況

山形さくらんぼ 佐藤錦 サクランボ

世界のさくらんぼ生産状況 さくらんぼ(甘果おうとう)の原生地は、小アジア~カスピ海・黒海沿岸地方と考えられており、紀元前1世紀にローマにもたらされた後、ヨーロッパ各地に広まり、日本へは明治初期にアメリカから導入されました。   現在、生産量が最も多いのは原生地にも近いトルコで約64万トン(日本の約35倍)にのぼり、アメリカ、ウズベキスタンが続いている。日本の生産量は約1万8千トンで、世界では格段に低い数で22位となっています。 &nb...... 続きを読む

さくらんぼ 桜桃は山形県の木です

サクランボ さくらんぼ 佐藤錦

  さくらんぼ桜桃が県の木に 昭和45年の万国博覧会がきっかけで山形県の木が決まりました。1970年に大阪で開催された万国博覧会を記念して県の木を定めることになり、昭和41年に山形県になじみの深い木の中から3種類の木を選び、その中から県民のみなさんに募集が始まりましました。その結果、桜桃 さくらんぼの木が県の木になりました。(昭和57年3月31日制定)   現在は東京の国会議事堂の前庭にも佐藤錦、紅秀峰、紅さやかなどのさくらんぼ...... 続きを読む

山形さくらんぼの霜害のお話し

さくらんぼ開花 佐藤錦満開 さくらんぼ

さくらんぼの霜害は脅威です ここに数年温暖化による現象として晩霜(おそじも)の被害が多発しています。温暖化は作物の生育を早めます。毎年、開花が早まっていくことで霜害に会いやすい状況があります。山形県の果樹地帯はおいしい果物の条件として内陸盆地の温度格差が大きいというものが長所としてありますが、この反対側が遅霜という直接授粉障害をおこす、こわい自然現象になります。   桜(ソメイヨシノ)の開花は4月下旬頃が主になりますが、さくらんぼの開花は、...... 続きを読む

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