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ばっちゃん物語

■お茶の間で家族で楽しむ博打「せんべい釣り」

◆◆ ばっちゃん物語  第18話 ≪ばっちゃん子供頃のお話≫ ◆◆

■せんべい釣りというお正月のゲーム

外が吹雪で遊べない日がおおくなると
お正月や冬の遊びには「せんべい釣り」という遊びをしていました。

あ母ちゃんが大みそかに街で買ってきた薄焼きせんべいを
糸の付いた縫い針で思いっきり投げて針を刺して
せんべいを釣り上げるゲーム。

釣り上げたせんべいは自分が貰えます。
モノの無い時代にお煎餅が貰えるのは大きな魅力です。
それも2枚、3枚,時には5枚釣れることもあって力が入ります。

ルールとしては手で針を持って刺してはいけません。
あくまでも針を投げてせんべいを刺すのです。

これは縫い針を投げる力と刺す技術で商品を取り合うゲーム。

炬燵の上に薄焼きせんべいを何十枚も重ねてその周りに
参加者が輪になって並びジャンケンして順番を決めて
1回ずつ針を投げていきます。

針が刺さって釣れたせんべいは釣った人だけが貰えるのだから
自ずと真剣になってきます。

時々は大人の人も参加して、我を忘れて熱中することもあって
子供たちに熱気が伝染します。

たまに参加するおばあちゃんやおじいちゃんも楽しそう。
お母ちゃんが参加して熱狂すると、さっきまで鼻先で
冷やかして見ていたお父ちゃんも

お母ちゃんに乗せられて参加して家族全体が
盛り上がるとうい具合。

せんべいには焼き方にムラがあって硬いところや
刺さらないところがあるのです。

思いっきり針を投げても、跳ね返されることもしばしば、
力が入ってせんべいを外して炬燵の板にいってしまう
こともしばしばあります。

すべて失敗も1回は1回、だから次の番まで
待つことになります。

失敗して、次の番まで待たされて
誰かが成功してせんべいを持っていく

こんどこそは自分がと、やるほどに失敗するほどに
このゲームは熱が高まっていくのです。

続く・・・。


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