大玉で美味しい上山棚仕立てラフランス|味の農園
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くだもの歳時記

大玉で美味しい上山棚仕立てラフランス

ラフランス ラ・フランス 西洋なし

棚仕立て栽培のぶどう棚イメージ


上山(かみのやま)でのラ・フランスの棚仕立て栽培は、ぶどう棚のように枝を平らな棚に固定し、全体に日光が均等に当たるようにする栽培方法です。

 

ぶどう栽培の棚のように平棚仕立てとは、針金等で平棚を張り、そこにラ・フランスの枝の一本一本を丁寧に誘引(結ぶ)し、樹全体のバランスと、一つ一つの果実に太陽光線が充分あたるように枝を整えた栽培法です。

 

棚上に発生する徒長枝は、こまめにかきとるため園地は明るくすべての果実に充分に栄養が行きわたり、甘い果実が生産できます。無袋栽培とは、文字のとおり果実に袋をかけない栽培法です。太陽の恵みがいっぱいです。逆に有袋栽培は、果実に袋をかぶせる栽培法で、果実の外見はきれいですが味はどうなのか。

 

平棚仕立て無袋栽培にこだわりをもち生産に取り組んでおります。細やかな栽培管理が行われます。その中の、一部を紹介します。

 

ラフランス棚仕立て 上山棚仕立てラフランス

棚仕立てイメージ1


棚仕立てラフランス

ラフランス棚仕立て栽培イメージ2


ラフランス棚仕立て

ラフランス棚仕立て栽培 上山ラフランス


 

棚仕立てで高品質ラフランスを


1,花の咲く前から、余分な花(つぼみ)を摘み取り、残された花に十分な養分が行き渡るよう摘蕾・摘花作業を行います。この作業を行うことにより、果実は早い時期から大きく育ち、果肉は緻密で滑らかな舌ざわりとなります。

 

2,棚上に発生する余分な枝は、果実に降注がれる太陽の恵みを遮るため、細めにかきとります。

 

3,果実数は、1㎡当り10個程度に制限し余分な果実は摘果します。

 

4,収穫時期は、果実の糖度、酸味、硬さ、でんぷんの含有量などの品質調査が行われ、決定されます。

これにより、品質のばらつきが少なく、大玉で甘味、香り、舌触りのバランスが取れたラ・フランスが育ちます。冬の剪定や夏の誘引など、一年を通して手間暇を惜しまない管理が行われています。 


ラフランス棚仕立て栽培

ぶどうの棚仕立て栽培をイメージしたラフランスを大きく、均一に美味しく育てる


 

上山棚仕立て栽培の背景


ラフランス棚仕立て栽培の背景からお話しします。ラ・フランスは、もともと病気にかかりやすく、栽培に手間がかかるため、原産地のフランスではほとんど栽培されなくなった品種です。しかも従来栽培では、果実の大きさにばらつきが多く、なかなか美味しさが安定しないことがありました。

 

しかし、山形県の生産者は、この「棚仕立て」という手間暇のかかる独自の栽培技術を確立し、美味しさを追求することで、希少な「限定品」としてのラ・フランスを生産しています。

上山市の多くの生産者がこの方法を採用しており、良質な有機質肥料を使った土壌管理も徹底されています。 

 

ラフランス慣行栽培との比較図

樹と樹の感覚を広く取り日光を最大化して育てる


棚仕立て栽培のメリット


日当たりの均一化: 枝を棚に固定することで、木の上下での日当たりの差がなくなり、すべての果実がまんべんなく日光を浴びることができます。また、高品質な果実の生産に欠かせない日当りが全体的に日当たりが良くなるため、品質にばらつきがなくなります。

 

また、大玉で甘みや香りが引き出された、なめらかでジューシーなラ・フランスが育ちます。管理のしやすさ: 枝が一定の高さに揃っているため、管理がしやすくなります。    果実への栄養の集中: 枝を固定し、一つひとつの果実への栄養が均等に行き渡るように管理できます。

 

ラフランス棚仕立て栽培

一口にぶどう棚のようなイメージとはいうものの難易度は高い


 

棚仕立て栽培を行う上の課題


高い技術と手間をしっかりかけて栽培します。冬の剪定や夏の誘引など、季節ごとの作業には高い技術と手間がかかります。栽培管理の連続性が必要とされ、手を抜くことができない、農家にとって大変な作業の連続が大きく充実した果実を生み出す要因です。

 

棚仕立て栽培の特徴とメリットは十分な日照が光合成を旺盛に導きます。枝を水平に誘引することで、果実の一つひとつに太陽の光がまんべんなく当たり、光合成が促進されます。

それによって、高品質な果実が育まれ、太陽の恵みを十分に浴びることで、糖度が高く、芳醇な香りのする大玉のラ・フランスに育ちます。

ラフランス ラフランス栽培 平棚仕立て

太陽光をめいっぱい受けて大きく、美味しく、均一に育てる


 

ラフランス作業性 生産性高まる


作業効率の向上の面もあり見逃せません。ラフランスの木、全体が低く抑えられ均一な高さになるため、摘果や収穫などの管理作業が比較的楽に行えます。

 

個性的な外観であるラフランスは袋をかけない「無袋栽培」のため、果実の表面に「サビ(日焼け)」が見られることがありますが、これはむしろ蔵王山麓の太陽を浴びた証であり、美味しさのしるしとされています。 この顕著な例はゴールドラフランスです。

 

そして、クリーミーな食感の緻密な果肉を獲得するために開花前の摘蕾(てきらい)や摘花、厳密な摘果作業(1㎡あたり10個程度に制限)により、残された果実に十分な養分が行き渡り、果肉は緻密で滑らかな舌触りになります。

 

ラフランスの開花

ラフランスは4月下旬から開花10月に収穫


 

上山市公式チャンネル

かみのやま産ラ・フランス

 

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