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くだもの歳時記

料理を引き立てるお米「ササニシキ」とは

お米 ササニシキ 寿司米

 

 

奥ゆかしい味ゆえに忘れられてしまった品種「ササニシキ」


「ササニシキ」かつてはコシヒカリとともに両横綱と呼ばれた人気品種でしたが、最近店頭からは姿を消した銘柄といえます。ササニシキに替わって店頭にはコシヒカリ系の新品種(ひとめぼれ、あきたこまちなど)が多く見られるようになりました。

 

 

コシヒカリはしっかりとした歯ごたえでもっちり感があり自体の味も濃くしっかりしています。それに対してササニシキは粘りは少なくもちもち感は感じられません。さっぱりした口当たりで食味はうす味のあっさりした感じです。

 

 

まさに東北人の特徴である奥ゆかしさがササニシキの味に似ているように思います。この自己主張のない奥ゆかしさゆえに忘れられた品種ササニシキを「ササニシキ10割」としてもう一度、皆さまとともに味わいなおしてみたいと思うのです。

 

 

 

 

 

ササニシキ お米 庄内米

口の中で米粒が固まらないでほぐれるのはササニシキの特徴です

 

 

 

すしネタの味を活かし、でしゃばらないうす味、「ササニシキ」


ササニシキはコシヒカリと比較するとアミロース含有量が多いため相対的にはあっさりしており和食に向くが、好みの分かれる米とも言われます。寿司酢をいれてもべたべたしないため寿司職人が好み、寿司店によってはササニシキ使用をセールスポイントにしているところも多いのはこのためです。

 

 

ササニシキはコシヒカリと違い、口の中でふわ~と解けるほぐれる感じがお寿司にぴったりなことから、かつてはお寿司屋さんといえばササニシキというくらいお寿司屋さんに大人気のお米でした。

 

 

ササニシキ お米 山形米

控え目なうす味、存在価値がうすい品種ササニシキ

 

 

 

 

味覚は主観、好みの別れるところだが「食べ飽きしない」


(ササニシキ好きのお客様のご意見から)

  • さっぱりしているのに、お米本来の味を楽しめます。お米屋さんではあまり見かけないのでネットで購入でき助かっています。また注文したいです。

 

  • さっぱりした口当たりですが噛むと米の柔らかい甘みが出てきて美味しいです。こしひかりなどのモチモチ感はありませんが私はこちらが好みです。

 

  • それに、べたつきも少ないです。

 

  • もっちりよりもサラっとした食感が好きなのでコシヒカリよりも好みの味です。実力有るのに人気はいまいちなツウ好みのイメージ。

 

 

 

 

なぜ「ササニシキ」の作付が減少したのか?


平成5年(1993年)の大冷害をきっかけに、生産量が激減、その後、減少を続け山形県内では「はえぬき」が主力品種になりました。

 

1.品種の特性による栽培の難しさ「茎」が伸びやすく細くて弱いため、倒れる

 

生産、栽培する側から視ると倒れやすい、高い技術が求められるのに価格は下がる一方だったこと。米が充分実る前に倒れると味の良い米にならず農家の収入減少につながる。

 

もうひとつは温暖化の影響があり、秋のお天気が暖かくササニシキにとって、高温による障害で1等米になりづらくなってきました。

 

栽培が容易な「ひとめぼれ」などの新品種の登場より冷害に強い品種が求められていた。

 

 

2.消費者の嗜好や米価などの変化

 

さいきんは、お米を買って食べる消費者が、どちらかというと、あっさりとした味のササニシキより、ねばりの強い。そして味の濃いコシヒカリを好むように移り変わってきたことも、ササニシキを作る農家が減ってきた。

 

けっして、ササニシキ自体の味や質が変わったわけではなかった。すし米のように使用用途によっては現在も「ササニシキ」が歓迎される例もあります。

 

 

 

 

 

ササニシキ 庄内米 山形

あくまでもうす味でさっぱりしているササニシキ

 

 

ササニシキ お米 山形

ササニシキ お米 山形

おかずをひき立てるお米「ササニシキ」

 

ササニシキはコシヒカリと違い、口の中でふわ~と解けるほぐれる感じがお寿司にぴったりなことから、かつてはお寿司屋さんといえばササニシキというくらいお寿司屋さんに大人気のお米でした。

まさに東北人の特徴である奥ゆかしさがササニシキの味に似ているように思います。この自己主張のない奥ゆかしさゆえに忘れられた品種ササニシキを「ササニシキ10割」としてもう一度、皆さまとともに味わいなおしてみたいと思うのです。

 

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