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ばっちゃん物語

雪に埋もれたお正月の楽しみ方

◆◆ばっちゃん物語 第14話 ばっちゃん子供の頃のお話し ◆◆ ■お正月の楽しみとは元旦の朝は昨日の吹雪とは違って静かな朝が来ました。しかし外の積雪はもう40センチくらいになって今年も大雪の気配。朝からお雑煮の準備で家中活気に満ちて、良い臭いが漂っています。この土地では元旦のお雑煮は焼いた丸餅のすまし汁。具はワラビ、こんにゃく、油揚げが定番です。このあたりの風習では、餅を焼くのは男手と決まっています。お正月は日ごろ仕事に家事に休む暇のない女性を休める為に男たちが勝手周りの仕...... 続きを読む

山形のお正月のお餅つきは2日間もあるから

◆◆ ばっちゃん物語    第13話◆◆ ■山形の餅つきとお正月山形のばっちゃんが小学生のころのお正月は一年でいちばん楽しみなイベントです。お正月が近くなると、毎日が楽しくてお正月が待ち遠しくてしかたありません。12月28日は1回目の餅つき、2回目は30日には鏡餅、神様にお供えするお餅もこのときにつくります。保存食としてのお餅、お正月用のお餅と沢山必要でした。もう学校がお正月休みに入っているトコちゃんはお母ちゃんと一緒にまだ暗い朝5時には起きてお手伝いです。このようなお手伝...... 続きを読む

大黒さまのお歳夜(おとしや)納豆汁大好き!

◆◆ ばっちゃん物語    第12話◆◆ ■大黒さまのお歳夜(おとしや)納豆汁大好き!昔むかし、山形のばっちゃんが赤いほっぺたの子供のころのお話です。雪の降る吹雪の日でも休まず学校へ通っています。元気こそが取り得の女の子は学校も大好き、皆勤賞こそが狙ってとれる賞でした。毎年12月9日はここ庄内平野では「大黒様のお歳夜」といって大黒様に特別なお供えをして「豊作」「家内安全」「子孫繁栄」を祈願する日です。 世間的には、大黒様が嫁を娶る日といいます。お供えするのは「ハタハタの味噌...... 続きを読む

大変だー!夜中に馬が立てなくなる

◆◆ ばっちゃん物語 第11話◆◆ ■「馬が立てない!」夜中の大騒ぎまわりのみんなから見ると「かわいい女の子」というより「男勝りの元気な子」という印象が強かった。同級生からは体格も良かったので「困った時はトコちゃん」と頼られる存在です。特に勉強以外での困りごとには信頼が厚く、本人もまんざらでもないと思っていました。ある夜中、ふと目が覚めると大人たちが起きて厩で何やら騒いでいます。トコちゃんも目覚めてしまいました。馬が寝返りが出来なくなって騒いでいるのです。寝返りできないと馬...... 続きを読む

牛や馬と仲良くして元気に楽しい毎日

◆◆ ばっちゃん物語    第10話◆◆ ■牛や馬に囲まれて元気に活躍しています。山形のばっちゃんの小学生のころのお話し。家族は10人でした。赤いほっぺたの女の子の名前は敏子といいます。みんなからトコちゃんと呼はれて誰より元気な普通の子でした。おじいちゃん、おばあちゃん、お父ちゃん、お母ちゃん、兄弟は6人、本当は8人いたけどそのうち2人は小さい頃に亡くなったということです。いちばん上の体格のいいお兄ちゃんは19歳になっています。お父ちゃんの下で働いていました。力自慢で村では...... 続きを読む

憧れの西洋のベッドってこんなかんじかなあー!

◆◆ ばっちゃん物語   第9話◆◆ ■ 冬の楽しみ藁の入ったベッド山形のばっちゃん、小学生の頃のお話です。農家はどこの家も萱ぶき屋根のころのお話ですから、今とはずいぶん違います。玄関んがあって内戸を開けると牛や馬がまずお出迎え、子牛も入れて2-3頭が飼えるような厩がありその奥に広い土間。ここでは主に冬のワラ仕事をします。自家製の味噌の樽を置いたり、ここで自家製の納豆も作ります。雪が降り始める厳しい冬はワラ縄を作るために藁を梳(す)く作業が始まります。そのワラ梳きでうまれる...... 続きを読む

家族と牛が同居していたころ牛に「行ってきまーす!」

◆◆ ばっちゃん物語  第8話◆◆ ■家族と牛が同居していたころ 山形のばっちゃんが子供の頃の赤いほっぺたの女の子の頃お話の続きをお話します。当時の農家の家の造りは玄関に内戸があって外と内の二重の戸の作りです。いきなり広い土間があって藁しごとや、自分の家で納豆作りもします。一段高くなって板の間に囲炉裏がきってあり、板の間の横に勝手と風呂場が一緒にあります。勝手口は裏の出入り口になっています。そばには薪が積んであります。トイレはどこも外に別棟になっていました。まず、玄関を入っ...... 続きを読む

ばっちゃんが子供だったころの食べもの

◆◆ 山形のばっちゃん物語  第7話◆◆ ■冬の食べものといえば・・・ばっちゃんが小学校の頃の冬の食べものといえば粗末なものばかり。もちろん、戦時中ということもあって、まさにモノのない時代なのですから当然といえば当然ですが。吹雪になれば1週間も外出できないこともあるわけなので漬物などの保存食が主な食料です。秋に仕込んだ野菜の漬物、自家製の納豆、時にはハタハタの塩漬けしたものやションビキ(塩引き鮭)はたいそうなご馳走として夕食に出されていました。身欠きにしんや目刺し、カラカ...... 続きを読む

■雪に埋もれる冬の一日、しもやけ痒い!

◆◆ ばっちゃん物語  第6話◆◆   ■雪に埋もれる冬の一日、しもやけ痒い この地域の真冬はいったん吹雪くと1週間以上もつづくこともあります。吹雪の間は、大人たちは出かけることもひかえ納屋での仕事に切り替えます。小学生は吹雪がひどい時も学校に通いました。高学年の子供を先頭に風除けにして吹雪に埋まった田んぼ道を一列に並んで一人ひとりの間隔をつめて40分かけてすすみます。吹雪で視界が無くなるので、まるで軍隊の隊列のように、最上級のでも体の大きい男の子が新雪をかき分けな...... 続きを読む

■大好き!冬の朝、赤いほっぺの女の子

◆◆ ばっちゃん物語  第5話◆◆   ■冬のあさはお父ちゃんと一緒だから   赤いほっぺの女の子は冬のあさが大好き。 それは寒い冬の朝は、いろりに火をおこして薪木で暖をとるのですが朝起きるといつもお父ちゃんが囲炉裏のそばでどっかと座って火の世話をしている。そのお父ちゃんの胡坐の中にたっぷり抱き入れてもらって朝ごはんが出来るまであったまるのがなにより楽しみでした。このときは2人だけでお父ちゃんとお話が出来る唯一の時間です。寒い冬の大好きな時間です。一日の始...... 続きを読む

■ばっちゃんのお父ちゃんとお母ちゃんのお話し

◆◆ ばっちゃん物語  第4話◆◆ ■ばっちゃんのお父ちゃんとお母ちゃんのお話し ばっちゃんのお母ちゃんは農家の奥さんにしては茶目っ気のあるどちらかというと可愛げのある天然で愉快な人でした。誰にでも分け隔てなく接していましたから、周りのみんなから愛されていました。でも子供に対しては、しっかり躾を怠らないでたまにはちょっとだけ厳しいところもあったのです。お母ちゃんの根っからの明るさのおかげで、いつも笑顔の絶えない笑い声の絶えないにぎやかな日常でしたから楽しい毎日でした。今年も...... 続きを読む

■山形のばっちゃんが子供だったころ

◆◆ ばっちゃん物語  第3話◆◆   ■山形のばっちゃんが子供だったころ ばっちゃんが生まれたのは、昭和の初め、一桁世代です。8人兄弟の下から2番目。もちろん戦争の苦しかった記憶もしっかり残っています。生家は山形の農村部の平均的な農家をしていました。決して豊かとはいえないモノのない時代でした。大家族なので、みんな助け合って生活しているので子供だからと遊んでいることもできないから小さい子供の世話(子守)や家業の手伝いは欠かせません。子供のころから元気で体格も良かっ...... 続きを読む

■ズキ芋は子供をそだてる種イモか

◆◆ ばっちゃん物語  第2話◆◆ ■ズキ芋は子供をそだてる種イモか?山形でいう「ズキ芋」ってご存知ですか。各地で「芋茎(ズイキ)」芋ガラなどと呼ぶのようですが山形では芋の部分を含めた全体をいいます。ばっちゃん、今日は久々の上天気で、ひ孫とズキ芋の収穫をします。午前中からせっせと準備をして小学校が終わるのを待っていました。ズキ芋とは、里いもの種類で田んぼに植えた芋のことをいいます。畑に植えたものより大きく育ちます。子供の背丈くらいにはなります。ランドセルを家にほうり投げるよ...... 続きを読む

■山形のばっちゃんは子供たちに囲まれて元気

◆◆ ばっちゃん物語  第1話◆◆ ■山形のばっちゃんは子供たちに囲まれて元気 山形ではおばあちゃんの事を、親しみを込めて「ばっちゃん」と呼びます。いつでも、子供たちの成長には大きくかかわっています。大きくかかわっているばかりでなく、大切な何かを与えています。ママやパパや、学校の先生ではまかなえないだいじな大事なエッセンスを植え付けるのが役目なのかもしれません。いつも穏やかで口数は少ないけど、やさしい眼がいつも温かさをかもし出してゆったりとした安心感があるのです。野菜や草花...... 続きを読む

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