伝統のモチ米「でわのもち」庄内平野の品種です
「でわのもち」は全国的には知名度も低く市場流通もしない「もち米」です。
長年、いろんな品種を栽培してきたベテラン生産者は「でわのもち」の品質の良さ、お餅にした時の美味しさをよく知っています。
しかし、倒伏しやすいなど栽培の難しさや収穫量が格段に低いことで販売用には作りたがらないという事情があります。
「でわのもち」は天候に敏感で、非常に弱い品種なので、苦労の割に報われない品種として栽培農家は激減しました。
ですから、庄内の農家ではお正月用に自家用の分だけこっそり限定的に作付します。

天候の不順で不作になり易いお餅品種デワノモチには高い栽培技術が求められる。
弱い品種だからこそ栽培方法にも工夫を加えて
このような品種の特性があることや栽培が難しく収穫が少ない品種と承知の上でベテラン生産者、佐藤芳紀さんが丹精こめて栽培しました。
稲と稲の空間を大きく取り日差しが根元まで入るような栽培です。風通しを良くし、化学肥料を出来るだけ控え、稲の延びすぎを防ぎます。
そうすることでイネ自体の健康を重視した病気に強い抵抗力のある体質になるのです。もちろん収穫量が少ないのは覚悟しています。

舌触りがなめらかで、粘りが強い「でわのもち」
お餅にすると驚きの美味しさに
「でわのもち」の特徴は、お米のときも見た目は良くありません。お米の粒も小さく品質も劣ります。「でわのもち」は気候の変化にも、病気にも弱い「ひ弱なもち米」です。
しかしそのお餅を食べたときに初めてその魅力が発見できるのです。
ところが、お餅にした時の品質、食味は驚きです。粘りが強く真っ白い「絹ごしのツルツル感」。あるキメの細かいツルツル肌の絹ごし餅がつき上がります。
お雑煮にしたときには「絹ごし」の食感と強いなめらかな粘りが特徴として感じます。また料理してみると煮崩れしないしっかりした質感に驚くのではないでしょうか。
お餅や「おこわ」にすると美味しさが引き立ち、たぐいまれな美味しさを発揮してくれます。「でわのもち」でお餅をつくときめの細かい滑らかな「絹ごし」の腰の強いしっとりしたお餅が出来ます。
まさに線の細いイメージ「でわのもち」=「美人薄命のお餅」「美味しいものはか弱い(ひ弱)」というイメージに合致していると言えます。そこが美味しさの秘密かもしれませんね。

「でわのもち」の特徴が判りやすのはお雑煮にしたら煮くずれしないこと
「でわのもち」は無添加杵つき 丸餅 切餅 まとめ
絹ごしのお餅が出来る「でわのもち」ですが全国的には知名度も低く市場流通もしない「もち米」です。ですから大手メーカーでは「でわのもち」でお餅を製造することができません。
このような生産量少ない原料で製造することは効率化できないからです。
近年、道の駅や産直市場が出来て、今まで地方で埋もれていた食材、野菜などがよみがえっています。嬉しいことです。昔ながらのなつかしい食品などもありますが、やはり美味しい魅力のないものは消えていくのです。
一部の生産者が、地場野菜や伝統野菜を作って売りはじめたように、でわのもちも同じように、本当の美味しさを知っている美味しいお餅ファンが発掘したと云っても良いでしょう。
小さな美味しさの発見からこのお餅の美味しさを大切に育てていくのは生産者とお餅ファンと云えるようです。
味の農園で10年以上前からこの「でわのもち」を使った杵つき餅だけを製造、販売しております。添加物無添加です。ご興味のある方はぜひお試しください。
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市場に出回らない門外不出のお餅
山形県庄内平野だけに伝わる家伝のもち米で杵つきで仕上げる
なめらかで絹ごしの粘りの食感が魅力と大人気!
収穫量があまりにも少ないから市場流通しないもち米の品種だから
「デワノモチ」は農家がこっそり作って自宅用のおもちに使います。
添加物を使わないでつくった本格手作りの杵つき餅をお試しください。
そのお餅の食感は驚くほどのツルツル感!
https://www.ajfarm.com/fs/ajfarm/c/gr60