りんご 鳥の集まる木 中国の呼び名「林檎(りんちん)」をりんきん、りんき、りうごうなどと呼んでいたのが転化したと思われる。 漢字の林檎は、鳥が好んで集まる木という意味があるとされます。 りんごに限らず果物の甘い味や香りは鳥を呼び寄せることができると思いますが、その中でもりんごが特に鳥を呼び寄せていたのかもしれません。 そしてりんごという名前についても「檎」という漢字が漢音で「キン」呉音で「ゴン」と呼ばれていた事...... 続きを読む
くだもの歳時記
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りんご八千年の歴史から りんごが最初に栽培されたのは新石器時代で、8000年ぐらい前の炭化したりんごがトルコで発掘されています。野生種のりんごの採集から、りんごの栽培の歴史が始まり約4,000年前には人為的に栽培されていたと言われています。 そしてその後、紀元前1300年にはエジプト、ナイル川デルタ地帯に果樹園の跡が発見されます。ギリシャ時代にはりんごの野生種と栽培種を区別し、接ぎ木で繁殖させる方法が書かれました。 ...... 続きを読む