亀の尾 誕生の物語から 明治26年(1893年)は大凶作の年であった。この年の9月29日、東田川郡庄内町肝煎(旧立谷沢村地内)中村集落にある熊谷神社に参詣の折、近くの水田の水口(みなくち)に植えられていた「惣兵衛早生」という品種でした。 水の取り入れ口近くの水口に植える冷立稲の中に倒伏しないで、たわわに結実した稲穂三本が亀治の目にとまった。その三本の稲穂をもらい受け、抜き取って持ち帰ったとされます。亀治は、翌年からささやかな試験田で四年...... 続きを読む
くだもの歳時記
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