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ラフランスとゴールドラフランス の違い

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一般的な 緑系ラフランス(左)と金系ラフランス(ゴールドラフランス)

 

 

 

ラフランスは仏生まれなのに地味


ラフランスはフランスのクロード・ブランシェ氏が1864年に発見したとされる西洋梨で、日本には1903年に導入されました。


当時の導入目的は食用としてではなく、当時主流だった実力派のバートレットなどの受粉用として導入されたようです。バートレットは単一の品種同士では交配しないため授粉専用の目的だったようです。


ちなみにバートレットの樹20本に対してラフランス1本、受粉のために春の開花期に必要性があるための品種として存在していたと思われます。


その上見た目も「ぶさいく」=みだぐなす(ぶさいく)の洋梨ラフランスは陽の目を見ない存在のまますたれて忘れ去られる存在と誰もが思っていたことでしょう。


ところが昭和50年頃から主に缶詰に加工されるバートレットから次第に生食の需要が高まるにつれ、ラフランスの美味しさが見直され、その後のグルメブームで一気に世に広まった西洋梨です。


現在日本で作られる西洋梨の中ではら が最も沢山作られている品種となるに至っていますが、もともとのフランスでは、手間がかかりすぎるということで敬遠され、ほとんど栽培されなくなってしまったようです。

 

 

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緑系のラフランスから生まれたサビ色の金系ラフランスをゴールドラフランスといいます


 

 

同じラフランスから生まれた姉妹


ゴールドラフランスはラフランスの枝替わりとして生まれた品種とされています。本来のラフランスは淡緑色の樹緑色をしていますが、ようく見るとこまかい茶色の斑点が見えています。


この班点の密度が異常に濃いのが実はゴールドラフランスのサビ色(金色)にみえるところなのです。

 

かつては全体に茶色っぽくサビが発生するため「サビ果」などとも呼ばれ市場には出せないB級品として扱われてきました。規格外の烙印を押された代物でした。しかし、その味はというと追熟させると普通のラフランスよりも舌触りが緻密でよりクリ―ミー、味わいがよく美味しいと当時から生産者の間では知られていたようです。

 

近年のグルメブームによりこの美味しさが発掘され、現在では「サビ果」ではなく「金系」と呼ばれるようになり、「金系ラフランス」「ゴールドラフランス」として市場に登場するようになったのです。

 

この「金系」ラフランスはそもそも敬遠されてきただけにその木の数も少なく、生産量が少ないということもあり、希少性からも高級ラフランスとして扱われています。

 

 

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ゴールドラフランスは完熟に近づくと金色が鮮やかになってくる


 

 

「みだぐなす」山形弁でぶさいく


もともと、バートレットの樹20本に対してラフランス1本、受粉のために春の開花期にだけ必要性がある品種として地味に存在していたラフランス。

 

その上見た目も「ぶさいく」=みだぐなす(山形弁:ぶさいく)の洋梨ラフランスは陽の目を見ない存在のまま、すたれて忘れ去られる存在と誰もが思っていたラフランス。その不細工と呼ばれた緑系ラフランスに対してゴールドラフランスは最も不細工な存在に甘んじていました。

 

そして、もっとも悲劇的なのはゴールドラフランスはそのラフランスの中でも特に全体に茶色っぽくサビが発生するため「サビ果」などとも呼ばれ規格外の扱いされるほど嫌われて市場には出せないB級品として扱われてきました。ほんとに最悪の状態の時もあったのです。

 

そして追い打ちをかけるように缶詰用の洋梨バートレットの需要が無くなってきた頃にはゴールドラフランスの存在自体が危機に。いよいよ絶滅の危機をむかえていました。

 

 

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ゴールドに見えるのはラフランスの斑点の集まり


 

 

奇跡の復活劇 ゴールドラフランス


これらを考えるとゴールドラフランスの誕生は奇跡の中の奇跡の復活といっても過言でないかもしれません。緑系のラフランス、ゴールドラフランス両者ともに陽の目を見ない長い下積み生活を何十年と続けてきました。今さら表舞台に出ると少し腰が引けるかもしれませんね。

 

しかし、今や時代は個性の時代、異質を受け入れる時代ともいわれる意味はここにもあるようです。異質のラフランスが生食用への時代の変化で開花、そしてその中の規格外のB級品の烙印を押された「ゴールドラフランス」にもまた新しい物語が生まれそうです。

 

この異質で個性的なラフランスとゴールドラフランスをこれからも個性的をしっかり守って深掘りして地道に大事に育てていきたいと思いものです。

 

 

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金系と緑系のラフランス長かった下住みの後ようやく光


 

 

 

ゴールドラフランス の違いまとめ


本来のラフランスは淡緑色の樹緑色をしていますが、ようく見るとこまかい茶色の斑点が見えています。この班点の密度が異常に濃いのが実はゴールドラフランスのサビ色(金色)にみえるところなのです。


かつては全体に茶色っぽくサビが発生するため「サビ果」などとも呼ばれ市場には出せないB級品として扱われてきました。もともと、バートレットの樹20本に対してラフランス1本、実をつけるため、受粉のために春の開花期にだけに必要性がある品種として黒子の存在のラフランスでした。


ところが昭和50年年代から主に缶詰に加工されるバートレットから次第に生食の需要が高まるにつれ、ラフランスの美味しさが見直され、予冷という追熟の技術が開発され、その後のグルメブームで一気に世に広まった西洋梨です。

 

長年ラフランス以上に裏方の存在だったゴールドラフランスにも、その希少な存在からすると、また新しいゴールドラフランス物語が生まれそうです。

 

 

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