日本の桃は岡山の「白桃」からはじまった 世界的には桃は中国が原産で紀元前から食べられていたとされています。 日本の桃の元祖は岡山県の「白桃」で、この白桃を改良して「白鳳」や「浅間白桃」、「あかつき」などの多彩な品種が誕生しました。 つるつるした肌のネクタリンは桃の変種とされていて、中央アジアのトルキスタン地方で6~7世紀に誕生したといわれています。ネクタリンが日本に導入されたのは明治時代のようです そして缶詰...... 続きを読む
くだもの歳時記
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味の農園の生産者として参加いただいて20数年になる中野さんの桃の園地にお邪魔しました。 山形空港周辺にはりんご、桃、さくらんぼ、洋梨の畑が広がっています。その山形空港にほど近い東根市にある中野さんの桃の園地は1.5ha、自宅周辺も入れると2haと広い面積で桃栽培を長年しています。 白桃の旬は8月の「あかつき」から10月「夢かおり」まで 山形県でつくられるももの品種は、実の肉質...... 続きを読む
昼は猛暑で夜涼しい温度格差が美味しい桃を育てる 桃は温暖な気候を好む作物なので大産地では山形県がほぼ北限となります。ところが、この北限の桃が、その完成度の高さで評判になっており、品質、生産量ともに全国でも5本の指に数えられます。 北限の桃だけにゆっくり、じっくり育つことが「果肉の締まり、ツルっとしたきめ細かさ」に大きな影響しているとみられます。 山形の桃の畑に行くと、ふわっと甘くかぐわしい桃の匂...... 続きを読む