日本のさくらんぼの歴史が約150年です。山形さくらんぼは佐藤錦を中心に、その中で大きな役割をしてきました。 さくらんぼ 新技術で省力化へ 山形県の農業生産技術試験場では、省力化のために木をコンパクトにする30年以上前からの課題である「わい化栽培」の技術開発をはじめ、佐藤錦を親とした次世代の優良品種も開発しています。 さくらんぼを背丈の低い小さい樹で栽培する「わい化栽培」はすでに一部実用化もされて一定の結果がでている技術も現実化...... 続きを読む
くだもの歳時記
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冬なのに春が来たと騙される 実は冬にサクランボの樹が春が来たと勘違いして花を咲かす原理を利用します。 自然の状態の落葉果樹ですとサクランボは秋に花芽をつけたまま落葉して、冬になって雪が舞うほどの気温が低くなると休眠(次の活動のため栄養を蓄え活動を停止して眠る)します。 積雪の冬を越して、春に一定の気温に達するまで休眠状態を保つと春には花が咲き受粉して果実をつけることになるのです。生産者にお聞きすると「暖...... 続きを読む