スイカの名産地「尾花沢すいか」美味さのひみつ|味の農園
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スイカの名産地 尾花沢すいかの秘密

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スイカといえば子供のころを思い出すとお盆の頃の食べもの。仏間にはお盆のお供えやお盆飾りがきれいに飾られています。そこには必ず大きなスイカが飾られていました。そしてお盆が過ぎないと食べられないことも知っていました。

 

お盆んが終わると、子供たちが集められて縁側に座ってみんなでスイカの種を飛ばしながらお腹いっぱい食べました。ノスタルジックな昭和の日本の原風景です。

 

8月の広大なすいか畑。『尾花沢すいか』とは、尾花沢市周辺でとれるすいかの総称。昭和初期から作付けしているというから、歴史的にも古い産地ということです。一面をおおう葉っぱの間をよく見ると、そっちにゴロン、こっちにゴロンと、まるまると肥えたヘビー級たちが収穫を待っています。

 

「祭ばやし、富士光という品種が、尾花沢市ではほぼこれがメインということです。もう少し大きく、8~8.5kg位から12kgまで太りますよ」と生産者が教えてくれます。

 

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猛暑にはスイカが一番よわった夏の体を元気にします


 

スイカの名産地は黒土


「今日1日だけでも、選果場では4万個以上をさばいています」。共同出荷にあたり、JAでは規定の糖度に達していないものははずすという厳しい選果基準をもうけているという。この徹底したやり方が、「夏すいか日本一」の尾花沢すいかの長い歴史と名声を支えてきたのです。

 

そして、ながい産地としての歴史がすいか産地としての名門のプライドが「高品質なすいか作りを」という高い意識を生み出していることも見逃せません。技術面でも時代ごとに進展を見せ、今では自然条件をうまく活用した早出し・遅出し栽培も行って、栽培期間を広くとってリスクを回避しているのです。

 

そして、なんといってもこの地域の土壌はクロボクと呼ばれる黒土、火山灰によってできたサラサラした軽い土なのでスイカのような敏感な作物には相性はピッタリなので古くからスイカ栽培が盛んにおこなわれてきた名産地なのです。

 

スイカは重いので首都圏周辺の産地が有利だったのですが、近年は物流が発達して山形の名産地が一躍を担っています。東京市場では大規模産地の尾花沢スイカは夏スイカの名産地になってきました。

 

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尾花沢スイカは濃厚な甘さと口に残らないさっぱり感がある


 

 

尾花沢スイカ温度格差が甘さを


ツヤがあって丸々と太った取りたて。叩くと澄んだ音がして来ます。振動が全体に伝わるこの音が空洞がなくみっしりと実が入った証拠だそうです。昔からスイカは手で叩いて美味しさを見極めてきました。その頃は糖度、甘さよりも粗のスイカの熟度を見極めてスイカの美味しさを見分けていたようです。

スイカの音で判断するにはスイカをコンコンと軽くこぶしで叩き、ボンボンと音が返ってくるスイカは水分を多く蓄え、肉もギュッと詰まって食べごろを迎えた証拠です。音によってスイカの状態が変わるので、覚えておけると良いですね。

▼高い音…まだ若く未熟な状態

▼低い音…熟しすぎて日持ちしない

包丁を入れると、パリッと割れる真っ赤に熟れた果肉が目にも鮮やかで食べ頃のスイカです。かぶりつけば口の端から汁があふれんばかりで、これがとてつもなくジューシー、そして特有のシャリシャリ感もほどよいし、種は黒いほどいいということです。なるほど真っ黒だと確認してみました。

 

例によって山形の猛暑の昼と夜の涼しさという温度格差の大きい内陸型の気候的なメリットが産地にむいていることは確かのようです。

 

 

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尾花沢スイカはクロボクと呼ばれる水はけのいいサラサラ土壌


 

スイカに関する機能性の研究


すいかは約90%が水分。利尿作用があり、果汁を煮詰めて水飴状にした「すいか糖」は腎臓病にいいともいわれています。また含まれるミネラル分のうちのカリウムは塩分の採りすぎによいとされる。スイカに塩をかける食べ方は、夏に、流れる汗で不足した塩分を補充しつつ、採りすぎも調節するという、昔の人の知恵だったのかもしれません。

 

スイカには豊富な水分と体の余分なナトリウムを排泄するカリウムが含まれており、さらに尿を生成するシトルリンとアルギニンも含むため、この作用につながると考えられています。 スイカは喘息、アテローム動脈硬化症、糖尿病、結腸癌と関節炎等に繋がる炎症を鎮める効果をもっています。

 

近年では山形大学を中心にスイカの機能性成分の研究がすすめられています。スイカの名産地から付加価値を高めて機能性食品などの新しい試みも始まっているようです。

 

 

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夏スイカ日本一の生産地、尾花沢、猛暑の夏を待ち望んでいる


 

 

尾花沢スイカ 美味さの秘密


山形新幹線の終着駅は新庄駅ですが、ひとつ手前の大石田駅近くはスイカの名産地、尾花沢すいかの生産地であるのどかな山里が広がります。真夏の食べ物スイカですが、意外と日焼けに弱く、収穫近くなると、日除け資材を使ってスイカの日焼け防止の対策をします。何といっても日除けに一番いい資材は稲ワラで収穫まじかになるとスイカ畑には、稲ワラをかぶったスイカがごろごろ寝ながら出荷を待っています。

 

日焼け防止にワラでこの辺の土の色はクロボクといわれる黒い土で、サラサラした軽い土壌でスイカにはピッタリの土壌だということが地の利があったということで日本一の産地に育ちました。雨が降っても水が溜まりにくいので、水田には不利でむしろ、夏の猛暑と夜冷え込みの温度格差、スイカには最高の土壌条件ということも大産地に発展してきた理由のようです。

 

今年は、異常な猛暑と健康志向の消費者心理が絡み合ってスイカが大人気で品不足気味なので、これからの尾花沢スイカには大きな期待がかけられています。一日でも早くお届けしたいところです。ね。

 

産地の尾花沢はスイカの栽培の時には雪はすでにありませんから気づきませんが冬は豪雪地帯2mの雪が大地を覆います。そしてまた美味しい蕎麦の産地でもありおいしいお蕎麦屋さんの名店も多い地域になっています。これから、猛暑の夏は尾花沢すいかもおいしいお蕎麦も夏の楽しみですね。

 

 

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緩やかな丘陵地がクロボクとともにスイカ栽培に最適な環境


 

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