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くだもの歳時記

さくらんぼ 栽培方法のちがい

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サクランボの栽培方法には大きく分けて2種類あります。温室栽培(ハウスさくらんぼ)と通常栽培(露地栽培)です。

 

 

 

さくらんぼ温室栽培(ハウスさくらんぼ)


温室栽培は加温した温室で通常の栽培より収穫期を早める早出し栽培をねらった栽培方法。


秋から冬に一定の低温(冬)を経験させた後12月から1月頃にビニールを被覆して室内を暖め春のお天気を作り出して開花、授粉を促しサクランボを収穫します。一般に温室内の温度調整で収穫期をずらしながら4月上旬から6月上旬まで収穫します。


この栽培方法のねらいの多くは、サクランボ栽培のいちばんの繁忙期である収穫期を分散させて、収穫期間を長く幅広く採ることが出来るので、慢性的な季節労働者不足意の現状から考えると理にかなっています。他方、この栽培には雪の重さにも耐えられるしっかりした温室の設備と温室を暖かくするための暖房設備などの高額な設備投資が求められます。


こちらは、自然の法則とは違って無理をして栽培していきますからさくらんぼの樹には大きな負担がかかります。そのため収穫が終わるとすぐに温室の出来る限りのビニールを外して自然の中に戻してやるのです。

 

 

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温室サクランボ栽培用の施設は雪の重みに耐えるしっかりした構造になっている


 

 

さくらんぼ通常栽培(露地栽培) 


通常栽培(露地栽培)は6月中旬から7月下旬頃までが収穫の時期で自然のお天気が大きく栽培に影響を与える栽培法、露地栽培ということになります。


ほかの作物の露地栽培と違うところは、ほとんどのサクランボの露地栽培は雨除けハウスという梅雨期に収穫をむかえるサクランボの実を雨から守る雨除けハウスの施設が必要になります。


全く雨除けハウスを使わない露地栽培もありますが、収穫期に梅雨の雨に濡れてれて品質低下となるため、その年のお天気次第でせっかく手間暇かけて栽培してきたサクランボが雨によって台無しになって、収穫できなくなったりします。


その点、雨除けハウスは、収穫期がま近かになる6月上旬にビニールをかけ、収穫が終わるとすぐにサクランボの樹が暑さで弱まらないように、収穫後すぐに外します。

自然の天候をそのまま利用した無理のない栽培方法といえます。

 

 

 

さくらんぼの雨除けハウスは梅雨期に収穫をむかえるサクランボにはすぐれもの

さくらんぼの雨除けハウスは梅雨期に収穫をむかえるサクランボにはすぐれもの


 

 

 

温室栽培の設備と雨除けハウスの違い 


ここでサクランボが栽培する際に使う設備について説明しておきたいと思います。何故かというと先にご説明した温室栽培に使う温室(ハウス)と雨除けハウスについて違いをはっきりさせておきましょう。


温室栽培に使う温室(ハウス)は雪の降る冬にボイラーなどで加温してサクランボの生育を早くする早出しサクランボを収穫するために使うもので、雪の重みにも耐えられるようなかなり作りも頑丈な設備の温室(ハウス)です。目的は温度を高く保つために使うもので、主に4月、5月に収穫するための温室栽培用の温室(ハウス)といえます。


他方、雨除けハウスは、一般的にいう温室(ハウス)ではありません。通常栽培(自然栽培6月中旬から7月中旬)に使うサクランボ設備です。


目的は雨からサクランボの実を守るため使われるもので、初夏の梅雨期に結実するサクランボの実が雨によって割れたり、劣化したりすることを防ぐことを目的にしています。


ですから、雨除けハウスかビニールで全体を覆うことはなく、傘のように雨からサクランボをまもるために鉄パイプで出来たものなのです。ビニールで屋根を作るものなので、側面はなくサイドは高温にならないように風通しを良くするために空いています。

 

 

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さくらんぼ雨除けハウスはわりと簡単な作りサクランボを雨から守る


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母の日サクランボは冬と雪に耐える構造の温室でサクランボが育っていく。


 

 

 

サクランボ 栽培方法のちがい まとめ 


サクランボの栽培方法には大きく分けて2種類あり、温室栽培(ハウスさくらんぼ)と通常栽培(露地栽培)です。

 

さくらんぼの温室栽培は加温した温室で通常の栽培より収穫期を早める早出し栽培をねらった栽培方法。冬に温室を使ってボイラーを使って加温して春の到来を早めて開花を早めます。一般に温室内の温度調整で収穫期をずらしながら4月上旬から6月上旬まで収穫します。

 

通常栽培(露地栽培)は6月中旬から7月下旬頃までが収穫の時期で自然のお天気が大きく栽培に影響を与える栽培法、露地栽培ということになります。


ほかの作物の露地栽培と違うところは、ほとんどのサクランボの露地栽培は雨除けハウスという梅雨期に収穫をむかえるサクランボの実を雨から守る雨除けハウスの施設が必要になります。


この2つの栽培方法を使って産地、山形では早生種も入れると3月下旬~7月下旬までの4ヶ月に渡ってサクランボが収穫され続けることになります。

 

 

 


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