土佐文旦のブンタンとは
一般にみかん、文旦などの柑橘の分類は（カンキツ）類はミカン科のミカン科・ミカン亜科のカンキツ属、キンカン属、カラタチ属に属する植物を指します。これ以外も含めてミカン亜科植物は33属から成り立ちます。 このうち、食用に用いられているのはカンキツ属とキンカン属の一部です。
利用方法は主に日本では生食が多いのですが他にもジュースが主体のオレンジ、ミカン、グレープフルーツ、薬味としてはレモン、ユズ、カボス、スダチなどがあります。また、地域特有のものもあり、その1例として沖縄特産のシイクワサ―や高知県の土佐文旦などがあります。
形は左右のバランスの良いまんまる表皮に張りあり重いもの
美味しい土佐文旦の選び方
美味しい文旦を選ぶ時は、表面が滑らかで張りがあり、形がまんまるで左右対照のバランスが良いもの。ヘタの部分が緑色のものを選びましょう。 また、手に持ったときにずっしりと、より重みを感じるものの方が果肉部分の量が多く、果汁が詰まっています
色は鮮やかなモノの方が食味が良く、選ぶ時は、表面が滑らかで張りがあり、皮の色は黄色が鮮やかでヘタの部分は緑色のものを選びましょう。また、手に持ったときにずっしり感のあるものの方が中身の充実度は高まります。
文旦の保存方法は水分を保つようラップなどで包むと良い
土佐文旦の保存方法
保存の場所の基本は冷暗所です。直射日光が当たらない涼しい所を選んでください。冷蔵庫は乾燥して皮がしぼんでしまうので、入れるのであれば、野菜室にしっかりと全体をラップで包んでください。冷蔵庫の野菜室に入れ冷やしすぎに注意しないと文旦は暖かい所の育ちですから低温障害を起こして美味しさが失われてしまいます。
箱のまま保存するときは、 出来るだけ外気に触れないように、隙間を塞いで水分を守り保存した方が長持ちします。文旦の水分がなくならないように工夫します。文旦は保存性が高いのできちんと保存すると30‐40日は充分に保存できます。少しずつ酸味が抜けていきますが、その抜け具合も楽しむことが出来る嬉しいくだものです。
文旦の果肉（さのう）がしっかりしているので袋は取除く
土佐文旦の美味しい食べ方
皮とジョウノウ膜（フクロ）を剥いて、サジョウ部分のつぶつぶの果肉（さのう）だけを食べます。柑橘類の果実は黄色い果皮中の種子があり、ジョウノウ膜（砂ジョウを包む膜）、砂ジョウ（サノウ）で構成されています。私たちが普段食べる部分は砂ジョウ（サノウ）部分です。 また、果皮は黄色い外果皮（フラベド）と白い部分の内果皮（アルベド）に分けられます。
文旦の皮はとても厚く、剥き始めが手では難しいので、ナイフを使ってヘタから２ｃｍほどの厚さを切り落としてから剥き始めるといいでしょう。つぶつぶのサノウは粒がしっかりとしているので、ジョウノウ膜は手で剥いても大丈夫です。
また、土佐文旦は料理にも使えます。ブンタンは果肉がしっかりしているので、房をほぐしてサラダに使ったり、和え物に使ったりしても美味しいです。また、袋を剥いた房のままタルトのトッピングにしても良いでしょう。
調理して保存するにはマーマレードにして食べます。 文旦は外皮の量が全体の半分を占めるほど多いので、砂糖で煮て文旦ピールや文旦マーマレードを作っても美味しく、更に利用価値が高まります。
大串さんの土佐文旦はイオン水で育てます
高知県 大串さんの土佐文旦
高知県宿毛市の生産者大串さんの土佐文旦は、食味は濃厚なのに爽やかな甘さ、大玉で表皮が透き通るように綺麗なことも特徴です。大玉で高食味の果実を安定して収穫するには熟練の栽培技術が必要とされます。
大串さんは、“安全性、健康、おいしさ”にこだわり、有機肥料を取り入れた、土佐文旦本来のおいしさが味わえる“マイナスイオン栽培”を行っています。 マイナスイオン栽培は、土に炭素を蒔き、樹上からマイナスイオン水を何度も散布することによって、樹木そのものの活力と生命力を養います。
マイナスイオン水を使っているせいかせいか文旦の皮に艶がありきれいです。そのきれいな文旦の皮を使った文旦ママレード、砂糖漬けの文旦ピールは最適です。文旦の皮は全体の半分の量がありますからマイナスイオン水の栽培は実を美味しくいただいて、また皮も美味しく2度おいしく利用できます。
ちなみに土佐文旦といわれるくらいですから高知県が生産量の約9割を占め、旬は2月～4月。ちなみにグレープフルーツは、このブンタンとオレンジが自然交配して生まれたといわれています。
土佐文旦は生食でも料理しても美味しく召し上がれます
▼土佐文旦の簡単な剥き方動画
土佐文旦 選び方 食べ方 まとめ
文旦の色は鮮やかなモノの方が食味が良いので選ぶ時は、表面が滑らかで張りがあり、皮の色は黄色が鮮やかでヘタの部分は緑色のものを選びましょう。また、手に持ったときにずっしり重い感触のあるものの方が中身の充実度は高まります。
保存の場所の基本は冷暗所です。直射日光が当たらない涼しい所を選んでください。冷蔵庫は乾燥して皮がしぼんでしまうので、入れるのであれば、野菜室にしっかりと全体をラップで包んでください。冷蔵庫の野菜室に入れ冷やしすぎに注意しないと低温障害を起こして美味しさが失われてしまいます。
生産者の大串さんは、「安全性、健康、おいしさ」にこだわり、有機肥料を取り入れた、土佐文旦本来のおいしさが味わえる“マイナスイオン栽培”を行っています。 マイナスイオン栽培は、土に炭素を蒔き、樹上からマイナスイオン水を何度も散布することによって、樹木そのものの活力と生命力を養います。
マイナスイオン水栽培の表皮はつやがあり綺麗です。皮は全体の半分の量がありますからマイナスイオン水の栽培は実を美味しくいただいて、文旦ママレードや佐藤煮する文旦ピールまた皮も美味しく利用できます。
▼土佐文旦の果肉たっぷり簡単ゼリー
