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紅秀峰の特徴と強みとは

紅秀峰 大粒さくらんぼ 紅秀峰通販

 

 

紅秀峰の生産と栽培上の特徴


紅秀峰は寒河江市にある山形県立園芸試験場(現山形県農業総合研究センター園芸試験場)において昭和54年に佐藤錦に天香錦を交配して得られた実生から選抜育成され、平成3年に品種登録されました。


樹勢はやや強く、樹姿は中位である。枝の発生が多く、花芽の数も良好で、結実良く豊産性である。開花は早く、4月下旬で佐藤錦より数日早い。果実の大きさは8グラムから9グラムで極めて大粒で食味が良好なサクランボ。果形は扁円形で縦径より横径が長い。着色は良く、黄色の地に鮮紅色に着色するが特に濃厚な赤黒に着色する系統もあります。

 

紅秀峰 大粒サクランボ 山形さくらんぼ

7月のさくらんぼ紅秀峰は大粒で糖度が高く日持ちいい


 

紅秀峰 大粒 肉質 保存性が


果肉は黄白色で硬く、樹上での日持ちは極めて良好。糖度は20パーセント前後で、酸味はペーハー3.7から4.0と少なく、甘みは極めて多い。収穫時期は、6月下旬から7月上旬で、晩生の最有望品種である。(以上は山形県さくらんぼ情報より)


以上は生産と栽培の観点からみた紅秀峰の特徴を試験場や苗木カタログからまとめたものなので、少し解りにくいかもしれません。実際に食べる側、買う側から見るとどんなメリットがあるのか説明していきましょう。

 

▼紅秀峰 大粒の魅力 果肉の弾力

 

紅秀峰は実がしまり日持ち良い


『紅秀峰』は佐藤錦よりも約2週間ほど遅れて7月に収穫される品種です。糖度が高く、大粒で食べ応えがあり、実が締まって日持ちがいいので7月のお中元などのギフトに最適のサクランボと言うことなのです。


佐藤錦は食味は美味しいのですが、実が柔らいことから軟化しやすい「うるみ果」という欠点があります。 うるみ果とは完熟すると実が柔らかくなってしまう事を言います。


紅秀峰の強みはこの完熟すると軟化するうるみ果になりづらい実の固さにある訳です。

 

▼紅秀峰の強みと有利性

 

1、佐藤錦を親に持つことにより、佐藤錦の美味しさがあって甘み(糖度)が佐藤錦の同等かそれ以上になる。


2、何より紅秀峰は佐藤錦に比べると皮がかたく実が締まって完熟後の「うるみ」(アルコール果)がなく、軟化しないので日持ちが良く贈って安心という特徴があります。


3、とにかく粒が大きく歯応えがあるので食べ応えがあり、食べてみて、率直な印象としては「大粒さくらんぼ」といえます。収穫期は7月に入ってからなので、お中元の贈答品として利用価値が高い期待のサクランボです。


4、紅秀峰は佐藤錦との授粉の親和性が良い。佐藤錦との授粉する際の相性が良いということです。近くに植えてやると、どちらも豊作になりやすいこと。


知名度も上がってきておりギフトさくらんぼとして人気上昇中のさくらんぼの中では新しい品種です。

 

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紅秀峰は7月に収穫お中元に最適なサクランボ


 

6月は佐藤錦 7月紅秀峰が旬


一般的には、6月中旬、下旬が山形さくらんぼの最盛期となっており、県内各地でさくらんぼ狩りや贈答用の販売が一斉に行われますが、この時期の主役は完全に 『佐藤錦』一辺倒。言わずと知れたさくらんぼの女王『佐藤錦』季節になります。他を寄せ付けない強さです。


さて、問題はその後のさくらんぼです。7月に入ると管理の仕方で品質の違いがありますから、一概には言えませんが、一般的に『佐藤錦』だんだん実が軟らかくなり、日持ちが怪しくなってきます。佐藤錦糖度が高い半面軟化しやすくなる時期にかかります。


ところが、この時期になると輝いてくるのが『紅秀峰』です。紅秀峰は7月のサクランボこれからが旬。いよいよこれからが真夏本番の晩生サクランボ収穫期に入る。暑さと過熟の佐藤錦と比べ、実が締まってパリパリの鮮度だから佐藤錦との実の硬さの違いが一目瞭然となってくるのです。

 

▼山形さくらんぼの品種構成

さくらんぼ品種 山形さくらんぼ 佐藤錦

資料:山形県


 

▼山形さくらんぼの品種と収穫時期

さくらんぼ品種 山形さくらんぼ 佐藤錦

資料参考:山形県


 

紅秀峰は7月のさくらんぼ


この事からも「7月のサクランボは何か」という質問になれば紅秀峰ということになります。誕生して30年を過ぎて実績も重ねてきて実績も認められてきました。


7月、それは紅秀峰の特徴である日持の良さを発揮できる時です。ギフトとして発送するのに安心。それは実が締まって固く保存性に優れているからです。


しかも、糖度が高く酸味も少ないという特性があります。この時期の紅秀峰は佐藤錦より劣っているのは知名度だけかもしれません。

 

紅秀峰 大粒さくらんぼ 完熟サクランボ

紅秀峰は軟化しない保存性の良さが魅力と生産者は語る


 

紅秀峰の特徴と強み まとめ


紅秀峰は昭和54年に山形県で、『佐藤錦』と『天香錦』という品種を交配して開発された比較的新しい品種で、最も人気の『佐藤錦』に比べて大粒で、果肉が硬く歯応えがあり、酸味が少なく糖度が高い事が特徴です。


とにかく粒が大きく歯応えがあるので食べ応えがあるのが「紅秀峰」を食べてみて、率直な印象としては「大粒さくらんぼ」といったところでしょうか。収穫期は7月に入ってからなので、お中元の贈答品として人気があります。


6月に佐藤錦でお腹いっぱいになった人も、もの足りなかった人も、もっとさくらんぼを食べたい!という人も、この『紅秀峰』は『佐藤錦』の後に収穫期を迎える7月が旬のサクランボです。


『紅秀峰』は、『佐藤錦』と比べるとまだ世に出て歴史が浅く、知名度もあまり無いのですが、佐藤錦に勝るとも劣らない、むしろ知っている人には佐藤錦よりも好んで選ばれる方も多くなってきました。


この『紅秀峰』は収穫期間は短く1週間から10日位で、7月上旬から中旬まで出荷が可能です。

 

 

 紅秀峰の収穫直前の様子


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