黄桃の代表選手としての黄金桃 黄金桃は、その名の通り黄金色に輝く果皮と果肉が特徴の桃で、濃厚な甘さと適度な酸味、そしてマンゴーのような芳醇な香りが魅力です。また、トロっとした歯ごたえ、緻密でジューシーな果肉は、完熟するととろけるような食感になります。贈答用としても喜ばれており人気があります。黄桃の中でも一番早く出回る品種で、9月中旬ごろから収穫されます。 黄金桃は、その美しさとおいしさで多くの人に愛されている特別な桃です。果皮や果肉は名...... 続きを読む
くだもの歳時記
桃は美味しいほど常温保存で 桃は、常温保存すると買ってきてから3-4日が保存できるのが限度です。上手に冷蔵庫の野菜室で保存しても1週間が精いっぱいといえます。もちろん、それぞれの桃の熟している状態によるのですが、いったん熟れると3日程度で傷み始めてしまいます。夏くだもの桃を生のまま保存するのは容易ではありません。 桃は「冷やして食べたい」と冷蔵庫で保存している方もいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。ところが桃は冷蔵...... 続きを読む
ギフト用 ご自宅用の違いも 桃は温暖な気候を好むので大産地では山形県がほぼ北限とされています。ところが、この北限の桃が、その完成度の高さで評判になっています。山形では桃の無袋栽培、有袋栽培があります。 有袋栽培の中に、部分有袋法、完全有袋法の栽培方法もあり、ギフト用、ご自宅用などの用途に応じた其々のねらいがあります。そして桃の生産量は全国でも5本の指に数えられる実績も積み上げてきています。 山形...... 続きを読む
美味しい桃をつくるために 美味しい桃をつくるには生産者の方々が工夫をして、いろんな方法が試されているようです。これは果樹園のある地域の違いや気候や土壌、肥料のやり方、果樹の品種や樹齢、剪定や摘果のやり方など様々の要因によって異なりますので一概に言うことはできません。 あくまでも、標準的な例をお話すれば、桃の畑10アール(a)あたり24本の木を植えて、大体10000から12000個、桃の栽培は、つまり一本の樹で平均500個くらいの果実を収...... 続きを読む
桃は基本的に常温で保存する 桃は夏のくだもの、冷蔵庫に入れないようにしましょう。冷蔵保管に非常に弱い性質があって鮮度以上に大切な桃の美味しさを失うことになってしまうのです。桃は冷気によって特有のジューシーな本来の甘さが奪われてしまいます。 保存方法については基本的に常温で保存することをおすすめします。ただし、硬い桃と柔らかい桃の好みに合わせて保存方法にも多少違いがありますので、好みの具合に調整することもできます。 ...... 続きを読む
日本の桃は岡山の白桃から 世界的には桃は中国が原産で紀元前から食べられていたとされています。日本の桃の元祖は岡山県の「白桃」で、この白桃を改良して「白鳳」や「浅間白桃」、「あかつき」などの多彩な品種が誕生しました。 つるつるした肌の黄色のネクタリンは桃の変種とされていて、中央アジアのトルキスタン地方で6~7世紀に誕生したといわれています。ネクタリンが日本に導入されたのは明治時代です。そして缶詰用に果肉の固い黄桃、ネクタリ...... 続きを読む