佐藤錦が通信販売のきっかけ 味の農園が通信販売を始めるきっかけは、山形県の特産品や農産品を全国にお届けして多くの皆様にお客になってもらいたいとの思いから、昭和62年に郵便局の「ふるさと小包」事業に参加することから始まりました。 参加してみると「さくらんぼ」はとても全国的に人気の高い商品であることが解かりましたが、さくらんぼの通販は一方でお客様からのクレームも多い商品であることも思い知らされました。 ...... 続きを読む
くだもの歳時記
私たちはサクランボの上手な取り扱い方を実践いただいて多くの皆様に山形特産のサクランボを美味しく召し上がっていただきたいものと考えています。 そこで サクランボ特有の性質からみた取り扱い方とは、サクランボの生産現場からみた取り扱い方とは、サクランボの発送方法からみた取り扱い方 サクランボの受け取りから召し上がりまでの扱い方、までの各段階ごとの取扱い方を順を追ってお伝えしていきます。 ...... 続きを読む
サクランボの摘果をオロノギ(山形弁)という サクランボの満開から授粉作業が終わり、さくらんぼの結実状態の確認ができると、摘果作業に移ります。生理落果と云って開花後に少し実が膨らんだ位で落果してしまう実が沢山あるからです。 確実に残る実なのかを確認できるのが、サクランボの花の満開から20日後といわれています。生理落果が終り、それぞれの枝にどれくらい実が着いているかを確認してから摘果がはじまります。 サクランボは摘...... 続きを読む
さくらんぼ生産者にお聞きすると口を揃えて平年より今年のサクランボは1週間早くなると言っています。温暖化のせいでしょうか。これはあまり記憶にないほどの早さなのです。 天童、東根のサクランボ主産地は中でも全体からすると早いほうの地域なのですが、露地モノ(雨除けハウスの設備のないもの)のサクランボが6月上旬頃から収穫が始まっています。 雨除けハウスにしないのには訳があ...... 続きを読む
サクランボが交配して実を成らせるには、受粉は同じ品種同士では受粉しないという性質があります。そして、違う品種でも受粉には相性があって相性がいいものとそうでないものの間には大きな受粉効率の違いがあります。その違いは花の咲くタイミングであったりその年の天候であったり、その畑の条件であったりします。 どのような品種の組み合わせがいいのか、佐藤錦を収穫の中心に他の品種が1-2割、授粉用の品種が必要とされています。 ...... 続きを読む