だだちゃ豆 尾浦(おうら)の特徴とは 7月下旬に収穫がはじまる「だだちゃ豆」ですが、最終の9月上旬から収穫されるのがこの秋の品種尾浦(おうら)です。だだちゃ豆の特徴であるクビレがあまり無いのと、サヤにだだちゃ豆特有の茶色の産毛が無いにも拘わらず、こちらも正真正銘のだだちゃ豆の品種です。 だだちゃ豆の異端児とも呼べる尾浦は、だだちゃの特徴でもある。「くびれ」が無く、茶色い産毛も見あたりません。一回り大きな緑色のサヤと実を待つ9月収穫のだだちゃ豆では一...... 続きを読む
くだもの歳時記
カテゴリー: 尾浦
女性育種家、森屋初が育成し普及した「だだちゃ豆」 だだちゃ豆の下地は江戸期にあったとしても現在に残る正式な由来としてはより現在のものに近い形になったのは、具体的に「だだちゃ豆」は明治の後期に誕生したとされる記述もあります。 当時の大泉村白山に帰農した士族、森屋藤十郎の娘初が、隣村の寺田から貰い受けた早生種の茶豆の種を畑に植えたところ、なかに晩生で味の良い豆があったため、その種を大切に保存して自分の畑で...... 続きを読む