美味しいだだちゃ豆の茹で方の基本を復習 だだちゃ豆の知名度が高まってきたこともあり、いろいろなかたちで食べられるようになってきました。私たち生産者にとってはとてもうれしいことです。たとえば「だだちゃ豆アイス」、「だだちゃ豆まんじゅう」、「だだちゃ豆のドライフーズ」など加工品はお土産ばかりでなく一般食品にもみられるようになり人気のようです。 しかし基本が大事、だだちゃ豆は鮮度が命です。朝採れしただだちゃ豆を出来るだけ早...... 続きを読む
くだもの歳時記
だだちゃ豆と大豆の違いとは収穫の時期 実はあまり知られていないのですが「だだちゃ豆と大豆は本当は同じものだった」大豆になるものを早くに収穫したものが枝豆といえるのです。 夏のビールのつまみに欠かせないエダマメ。実はエダマメは大豆と同じもので、大豆を未熟な若いうちに収穫して食べるものという事実を知らない人が思いのほか多いようです。 実はエダマメと大豆は同じもので収穫...... 続きを読む
庄内藩酒井家14万石の城下町、鶴岡市は庄内平野の南側に 「だだちゃ豆の里」山形県鶴岡市について簡単に説明してみましょう。 元和8年(1622年)酒井忠勝 (出羽国庄内藩主)が庄内に遷封され鶴岡に居城、江戸時代に、庄内藩酒井氏の城下町として盛え、加茂港は北前船の着く港町であり、明治以後も羽越本線開通まで新潟港へ向かう船が出て頻繁に交易をおこなっていたようです。また、出羽三山神社には東北地方で唯一、皇族(蜂子皇子)の墓が存在...... 続きを読む
だだちゃ豆のより良い遺伝子を次につなぐために自ら品種改良 だだちゃ豆生産者・伊藤稔さんに「だだちゃ豆」の栽培についてインタビューさせていただきました。 だだちゃ豆の生産者、大泉地区 矢馳の伊藤 稔さんはこの地域で40年だだちゃ豆を栽培しています。農家自らが種子を採取し、より良い遺伝子を次につなぐために種子の選別(自家採取)は慎重かつ重要な作業に位置付けられます。品種改良を生産者自らが続けて、各農家がオリジナルのだだちゃ豆...... 続きを読む
だだちゃ豆のサヤに入る粒数は品種、天候、土壌条件でかわる 本来、だだちゃ豆ではサヤにつく豆の数は1粒:2-3割、2粒:4ー6割、3粒:2-3割あるとされています。この美味しい豆の粒の割合を種子の選抜によって2粒の割合を多くする改良を重ねているとも言えます。 特に産地鶴岡市のJA鶴岡では「だだちゃ豆専門部会」を組織し、伝来の形以外のたとえば1つ豆や4つ豆を取り除くなどして、決して収穫量を多くする...... 続きを読む