桃は美味しいモノほど常温保存が基本 桃は、常温保存ですと、買ってきてから3-4日が保存できる限度。上手に冷蔵庫の野菜室で保存しても1週間が精いっぱいといえます。 もちろん、それぞれの桃の熟している状態によるのですが、いったん熟れると3日程度で傷み始めてしまいます。保存するのは容易ではあります。 桃は「冷やして食べたい」と冷蔵庫で保存...... 続きを読む
くだもの歳時記
桃は温暖な気候を好むので大産地では山形県がほぼ北限とされています。ところが、この北限の桃が、その完成度の高さで評判になっています。 山形では桃の無袋栽培、有袋栽培があります。有袋栽培の中に、部分有袋法、完全有袋法の栽培方法もあり、ギフト用、ご自宅用などの用途に応じた其々のねらいがあります。 そして桃の生産量は全国でも5本の指に数えられる実績も積み上げてきています。 色々な品種に応じた栽培...... 続きを読む
7月の下旬頃から出荷が始まる山形産の桃。果物の中でも特に人気が高いとされますが、真夏から秋にかけてのくだものだけに日持ちが短く傷みやすいという完熟の桃ならではの弱みがあります。 総合で1位は川中島白桃 「桃栗三年、柿八年」という言葉があるように桃は身近な果物のひとつ。日本では古くから栽培されてきた果物で馴染みがあり人気の果物のひとつです。品種が多く覚えずらいのが玉にキズで、桃は全国で100種以上が栽培されると推測されているようです...... 続きを読む
美味しい桃をつくるために 美味しい桃をつくるには生産者の方々が工夫をして、いろんな方法が試されているようです。 これは果樹園のある地域の違いや気候や土壌、肥料のやり方、果樹の品種や樹齢、剪定や摘果のやり方など様々の要因によって異なりますので一概に言うことはできません。 あくまでも、標準的な例をお話すれば、桃の畑10アール(a)あたり24本の木を植えて、大体10000から12000個、桃の栽培は、つまり一本の樹で平均500個くらいの...... 続きを読む
春の大地の力の力が漲っている山形らしい景色がこの果物の花の季節ではないでしょうか。山形の冬は長いだけに山形県民はエネルギーに満ちた開放感のある春が特に大好きです。 桃の花はいちばん艶やかだからすぐ見つかる 山形の果樹園では4月下旬から桃、ラフランス、サクランボ、ラ・フランス、洋梨、リンゴの花が連休前半から後半にかけて次々に咲きだします。 その中でもいちばん早く咲きだすのは桃の花、しかもいちばん艶...... 続きを読む
桃は基本的に常温で保存します 桃の保存方法については基本的に常温で保存することをおすすめします。ただし、固い桃と柔らかい桃の好みに合わせて保存方法にも多少違いがありますので、好みの具合に調整することもできます。 一般に桃は室温に置いておくと果肉がやわらかくなるので、かたい桃(固い品種以外)は新聞紙などで包み風通しのよいところで常温保存しておきます。 品種に...... 続きを読む
美味しい桃の上手な洗い方 とは 桃の皮の表面には、びっしりと細かいうぶ毛が生えています。これを流水で流しながら手でこすってよく洗ってください。このうぶ毛はこするとすぐに洗い流せますので、洗っていると桃の皮の手触りがキュッキュと変わって、ツルツルになってくるのが良くわかると思います。 柔らかくなった桃は強くこすると痛みの原因になります。流水で流しながらかるく、やさしく洗いながして...... 続きを読む
桃の旬は6月から9月ころまでと全国的にはいわれますが、山形の桃は7月から10月上旬頃までと少し遅くなりますが長い期間食べる事が出来ます。 桃がいちばん美味しく食べられるタイミングとは 桃は収穫の10日くらい前から収穫直前にかけて、急激に糖分を蓄えて美味しくなるといいます。という事は収穫前から収穫期にかけての天候で美味しさが左右されてしまうのです。 その時期のお天気が雨のない晴天が続いていると濃厚な味の桃がいただけ...... 続きを読む
左が無袋の黄金桃、 右が有袋の黄金桃 美味しい桃の栽培 袋掛け、する、しない 桃とひとことに言っても、品種も育て方も、収穫時期や旬餅がいますから選ぶ幅は非常に広くなります。通販サイトなどでは、ありとあらゆる売り文句が並んでいます。 その中で、無袋桃と有袋桃という文字を目にしたことがある方も多いと思います。無袋桃は「むたい桃」、有袋は「ゆうたい」と読みます。  ...... 続きを読む
日本の桃は岡山の「白桃」からはじまった 世界的には桃は中国が原産で紀元前から食べられていたとされています。 日本の桃の元祖は岡山県の「白桃」で、この白桃を改良して「白鳳」や「浅間白桃」、「あかつき」などの多彩な品種が誕生しました。 つるつるした肌のネクタリンは桃の変種とされていて、中央アジアのトルキスタン地方で6~7世紀に誕生したといわれています。ネクタリンが日本に導入されたのは明治時代のようです そして缶詰...... 続きを読む
味の農園の生産者として参加いただいて20数年になる中野さんの桃の園地にお邪魔しました。 山形空港周辺にはりんご、桃、さくらんぼ、洋梨の畑が広がっています。その山形空港にほど近い東根市にある中野さんの桃の園地は1.5ha、自宅周辺も入れると2haと広い面積で桃栽培を長年しています。 白桃の旬は8月の「あかつき」から10月「夢かおり」まで 山形県でつくられるももの品種は、実の肉質...... 続きを読む
昼は猛暑で夜涼しい温度格差が美味しい桃を育てる 桃は温暖な気候を好む作物なので大産地では山形県がほぼ北限となります。ところが、この北限の桃が、その完成度の高さで評判になっており、品質、生産量ともに全国でも5本の指に数えられます。 北限の桃だけにゆっくり、じっくり育つことが「果肉の締まり、ツルっとしたきめ細かさ」に大きな影響しているとみられます。 山形の桃の畑に行くと、ふわっと甘くかぐわしい桃の匂...... 続きを読む
さくらんぼ、桃 ラフランス りんご の花々の四月 サクラ(ソメイヨシノ)の満開が終わるころ、果樹園のさくらんぼの花が徐々に満開を迎えます。山形県の桜は満開から葉桜へと姿を変え、お花見の舞台は「果樹園の花々」へと移り変わります。 山形県ではソメイヨシノが4月中旬に満開になり、約1週間後にサクランボ、桃、ラ・フランスの花の開花がはじまります。サクランボの花が終わる5月上旬にはリンゴの花も満開になって来...... 続きを読む