山形さくらんぼ|味の農園
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くだもの歳時記

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さくらんぼ 佐藤錦からやまがた紅王まで

佐藤錦 やまがた紅王 紅秀峰

さくらんぼ王国やまがた 初夏に旬を迎える山形のさくらんぼ。丸くてかわいい、鮮やかに輝く赤い実を口の中へ。張りのある果肉を噛めば、ほのかな酸味と芸術的な甘みが口の中いっぱいに広がります。   全国生産量の、実に7割以上を占める山形県。高い山々に囲まれ、夏と冬、昼と夜の寒暖差の大きい気候が良質で甘みの強い果実を育むといわれています。   もう一つは地の利です。佐藤錦の旬は6月中下旬、梅雨に収穫する果物なので雨は天敵、雨に当...... 続きを読む

さくらんぼの山形は何故に有名になったか

紅秀峰 紅秀峰 紅王

さくらんぼ試作栽培と地の利 1875年に内務省勧業寮からは全国各県にさくらんぼ苗は配布されましたが、山形県以外の地域ではうまく育たず定着しませんでした。山形県でさくらんぼの栽培が始まったのは、明治8年のことです。全国で育成が試みられる中、実らせることに成功したのは山形県とその周辺と北海道でした。   原因の多くは気象条件、特に台風などで倒れる風害。霜による遅霜の害。収穫期に実が腐る雨の害。さくらんぼは梅雨期に収穫されるので梅雨期の雨が多い地...... 続きを読む

さくらんぼの樹にビニール張ってるのなぜ

さくらんぼ雨除けハウス 山形さくらんぼ

さくらんぼ雨除けハウスです さくらんぼ雨による被害を防ぐための施設です。収穫が近づくとさくらんぼの実は雨にとても弱く、雨に当たると果皮に亀裂が生じ割れて商品価値がなくなります。   これを実割れと言いますが、実割れを防止するために昭和46年頃から現在のようなパイプを組み上げた雨除けハウスが開発され、昭和の後半から広く普及し始めました。   佐藤錦の場合だと、色付きの始まる5月下旬から6月上旬に、雨除けハウスのビニールか...... 続きを読む

さくらんぼの種を植えると実は?

さくらんぼ種 さくらんぼ山形 サクランボ種飛ばし

さくらんぼの種から芽は出るが さくらんぼの種から芽は出ることもありますが、さくらんぼは発芽率が悪いので、種を植えても芽が出る確率はかなり低く芽が出たとしても病気の抵抗性が低いため成木までの栽培は難しいようです。特に実を着けるようになるまで木が育つかというと否定的な言葉しか出てきません。   何故かというと、さくらんぼの木は病気に強く育ちの早いサクラの品種の木に接木して育てます。その根のある土台になる木のことを台木(だいぎ)といいますが、桜の...... 続きを読む

さくらんぼについて 質問と回答

さくらんぼ 山形さくらんぼ 佐藤錦

さくらんぼの樹から何個のさくらんぼ? 樹の大きさによっても違いますが、成木1本からは5千から1万個のさくらんぼが収穫できます。生産者の方は、脚立などを使い、ひとつひとつ丁寧に、手で収穫していきます。   元々もっとたくさんの実がつきますが、実を大きくするために芽が出たころ(2月、3月頃)に芽欠きといって芽の数を減らす作業をします。   また、実がついたころに余計に着いた実は摘果といって実の数を減らします。いずれ...... 続きを読む

佐藤錦 配送時の扱い方法とは

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通販30年の経験と教訓から クール便での事故の原因のひとつに、冷蔵庫の冷気の強すぎることによる「冷気ヤケ」という現象があります。集配の小型の車ではならないのですが、各地のセンター間に走らせている大型の冷蔵車に積まれてから発生するようです。 冷気の吹き出し口に近いところや直接冷気がかかるところにおかれると、サクランボは凍結してしまうことがあるのです。凍結してしまったものがまた別の便に乗り換えられるととけて黒ずんだ茶色のサクランボになってお客さまに届い...... 続きを読む

サクランボが高価な理由とは

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    熟練した手先の細やかな作業 サクランボの高価になる理由をサクランボの生産にかかわる作業面から解りやすく説明したいと思います。煌びやかなルビーのサクランボが収穫されるまでの物語です。 まだ雪がちらつく頃、さくらんぼの花咲くはるか前、まだ積雪のある2月頃から粒を大きくするために目欠き作業という蕾を間引く作業をしています。静かな果樹園の中で脚立の移動を繰り返し、手先の感覚だよりの作業なため手袋に指先がないものを使います...... 続きを読む

山形のさくらんぼ物語

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  サクランボ苗が輸入される 日本にサクランボの苗が輸入されたのは明治元年のこと。北海道開拓の一環としてさくらんぼの苗木が導入され、そこから全国に苗木が配られ日本での作付が始まります。  明治維新の西洋化の流れに乗って日本に最初にヨーロッパ系のセイヨウミザクラが入ってきた明治元年(1868年)に最初にサクランボを植えたのはドイツ人のガルトネルが北海道に合った6本のさくらんぼを植えたとあります。この時持ち込まれたサクランボ苗は日本の...... 続きを読む

さくらんぼ詰め方 違いとは

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    佐藤錦「バラ詰め」ご自宅用に サクランボの詰め方には、バラ詰め、手詰め、鏡詰めがあります。用途に応じて量目(重量)も品種も様々に内容が変わります。 バラ詰めには、紙の箱に直にサクランボ詰めるやり方と、パックバラと呼ぶプラスチックの容器(500g用、300g用)にバラバラに詰めるやり方があります。パックバラの詰め方は紙の箱に直接詰めるのと比べると無造作に詰めると500gの場合は定量にならないので丁寧にサクランボの軸...... 続きを読む

さくらんぼ狩り やまがた 佐藤錦たっぷり

サクランボ狩り 山形さくらんぼ 佐藤錦

    ルビー色の佐藤錦を存分に頬張ろう  初夏の訪れとともに可愛らしい実をつける、さくらんぼ佐藤錦。高級品とも言われるこのフルーツを思う存分食べたい!という人にオススメしたいのが、さくらんぼ狩りです。   さくらんぼの季節は梅雨のシーズン、雨に弱いさくらんぼは屋根の下での栽培が基本。そのため雨の日でも安心して収穫を楽しむことができます。   実が小粒なので、さまざまな品種を食べ比...... 続きを読む

さくらんぼ生産現場の課題とは

さくらんぼ収穫 さくらんぼ通販 山形さくらんぼ

さくらんぼ生産の課題とは 山形県のサクランボは2017年収穫量が1万4600トン山形県の試算では算出額が過去最高の340億円を超え生産量、品質ともに日本一を誇っています。しかし、サクランボの労働力不足と生産者の高齢化は年々深刻になっている状況にあります。   この傾向は農業全体を見渡してもいえます。農業者の減少に伴って1戸当たりの耕作面積が大きくなります。平均耕作面積が大きくなって生産量を維持していますが、今後この傾向は限度を迎え生産量が低...... 続きを読む

山形さくらんぼ ロボットが収穫

さくらんぼ通販 山形さくらんぼ 佐藤錦

    さくらんぼ収穫期の現状報告  夜が明けきらない薄暗いうちからサクランボ畑では収穫がはじまります。脚立に上り、高い所は地上から4-5メートルのサクランボをとる。エース的ベテランになると3.6mの脚立の最上段に立ち両手を使ってサクランボを収穫していきます。危険な作業が続きます。手際良く実を傷つけないように注意深く慎重に摘みとっていきます。 この仕事こそロボットに出来るとしたら楽になると労働力不足と高齢化の現...... 続きを読む

さくらんぼのサイズと等級とは

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さくらんぼのサイズ基準とは  さくらんぼのサイズ基準は、都道府県により異なりますが、全国生産量1位の山形県の基準をお伝えします。そして山形さくらんぼの品質とブランドを守るために作られた「山形県青果物等標準出荷規格」があります。     サクランボのサイズは実の横経をゲージで測って決めます[/c...... 続きを読む

温室さくらんぼ 栽培の違いとは

山形さくらんぼ 佐藤錦 さくらんぼ通販

  ハウス栽培 無加温ハウス栽培 サクランボの栽培方法には大きく分けて2種類あります。冬に加温して収穫を早める温室栽培(ハウス栽培)と通常栽培(露地栽培)です。   また温室栽培の方法も3月~4月に収穫をするハウス栽培と5月~6月に収穫をする無加温ハウス栽培です。     [caption id="attachment_25363" align="alignleft" width="552"...... 続きを読む

さくらんぼと宅急便の出逢い

完熟さくらんぼ 佐藤錦 山形さくらんぼ

  佐藤錦が通信販売のきっかけ 味の農園の通信販売を始めるきっかけは、山形県の特産品や農産品を全国にお届けして多くの皆様にお客になってもらいたいとの思いから、昭和62年に郵便局の「ふるさと小包」事業に参加することから始まりました。 参加してみると「さくらんぼ」はとても全国的に人気の高い商品であることが解かりましたが、さくらんぼの「ふるさと小包」は一方でお客様からのクレームも多い商品であることも思い知らされました。 特に...... 続きを読む

山形さくらんぼ150年の歴史

山形さくらんぼ 佐藤錦 古木さくらんぼ

  明治元年さくらんぼ日本に渡来 サクランボが日本に渡来したのは明治元年のこと、山形県へは明治8年に入ります。この時は全国で試作されたのでしたが、山形県のほかではほとんどが霜害・梅雨・台風被害のため失敗しました。 被害が比較的少ない山形県だけが実績を上げることができたのですが、時代背景的には米、穀物などの基礎食料が優先。果物ではリンゴ、梨などの大衆消費が重要であり嗜好品的な果物には、重要性が無かった時代でした。 その後さく...... 続きを読む

さくらんぼの原産地と分類から

さくらんぼ原産地 山形さくらんぼ 佐藤錦

サクランボ古くヨーロッパに さくらんぼは有史以前から人類に食されていたくだものとされています。さくらんぼの原産地は、甘果おうとうはイラン北部からコ-カサスを経てヨーロッパ西部。酸果おうとうは黒海からイスタンブール周辺といわれます。 甘果おうとうとは一般に生で食べられるサクランボのこと、酸果おうとうは生食では食べることのないジャムや菓子の原料、ジュース、などの加工品にして食べる、生で食べられない酸っぱいサクランボをいいます。 紀元前65...... 続きを読む

山形さくらんぼ発展と佐藤錦

さくらんぼ佐藤錦 さくらんぼ通販 山形さくらんぼ

さくらんぼ全国生産の約75% サクランボ(桜桃)が日本に渡来したのは明治元年のこと、山形県へは明治8年に入ります。それから24年後、佐藤錦は大正元年に誕生することになります。 この時は全国で試作されたのでしたが、山形県のほかではほとんどが霜害・梅雨・台風被害のため失敗。被害が比較的少ない山形県だけが実績を上げることができたのですが、時代背景的には米、穀物などの基礎食料が優先でした。 果物ではリンゴ、梨などの大衆消費が重要であり嗜好品的...... 続きを読む

さくらんぼ収穫応援隊を募集する

さくらんぼ応援隊 佐藤錦 山形さくらんぼ

  さくらんぼ人手不足を解消に 2016年のさくらんぼは近年にない豊作、一部の見方では「50年ぶりの豊作」ともいわれているようです。いよいよ佐藤錦が終了し晩生種の収獲を残すのみになりました。 いずれにしても豊作はありがたいことですが、現状のさくらんぼ栽培の現場の課題として収穫する人の問題を含め全般的に「人手不足」という大きな問題が顕著に産地では話題になるようになりました。 このような状況が始まったのは5年ほど前から、改善で...... 続きを読む

さくらんぼ 佐藤錦の葉摘みとは

さくらんぼ 葉摘み 佐藤錦

雨除けハウス後 葉摘み 5月下旬にサクランボの栽培は雨除けハウスがかけられると収穫までは「葉摘み」とか「葉っぱ摘み」という作業が雨除けハウスの下で作業が続きます。余計な葉を落とすことで日光が射してサクランボの実の着色を促しサクランボの品質を高めてくれます。 葉摘みをすることによって、その樹全体の日射量を良くし、風通しを良くし、どの果実にも日光が届くようにしているのです。サクランボ全体に日光が射すことによって実が一斉に着色しはじめることにもなるため、...... 続きを読む

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