だだちゃ豆そのまま冷凍に だだちゃ豆の旬をそのまま閉じこめ冷凍した殿様だだちゃ豆の召上り方をお伝えします。 一言でいえば、自然解凍、又は熱湯をかけるなどしてお好みの塩加減で召し上がってください。解凍して召上るだけ、難しいことはなにもありません。 収穫して間もない新鮮なだだちゃ豆を急速冷凍施設にて一気に急速冷凍しました。旬のだだちゃ豆の夏を閉じ込めました。旬のだだちゃ豆本来の味がそのまま味わえます。 お召し...... 続きを読む
くだもの歳時記
だだちゃ豆を上手に茹で冷凍に これまで何度も申し上げてきた通り、だだちゃ豆は新鮮さが美味しさの命です。最高の美味しさを求めるなら「朝採れ新鮮」のだだちゃ豆でしかも本豆(晩生白山だだちゃ豆)と地元の人たちは言います。 そして、本当の朝採れだだちゃ豆を一番おいしくいただくのであればやはり新鮮なだだちゃ豆を茹ですぐ召上るのが一番です。あの茹でた時に広がる何とも言えない香ばしい甘い香りを楽しんで食べていただきたいのです。...... 続きを読む
だだちゃ豆は一刻も早く茹でる だだちゃ豆は真夏の食べものですから特に鮮度が落ちやすい食べもの、収穫してからできるだけ早いうちに茹でて召し上がるのがいちばんです。だだちゃ豆は特に鮮度で決まると言っても過言ではありません。 食べきれない場合は冷凍保存できますが、鮮度が命のだだちゃ豆ですから、出来るだけ鮮度のいいうちに茹でる事が何より美味しく食べるポイントです。生のまま保存すると急激に鮮度が落ちて美味しくいただけませんから、新...... 続きを読む
だだちゃ豆の美味しさ根粒菌 ぷっくらとおいしそうに膨らんだ「だだちゃ豆」の美味しさの 決め手は「根粒菌」をいかに多くするかにかかっています。上記の画像のようにだだちゃ豆の根には瘤がいっぱい、この瘤の中には根粒菌が増殖します。 だだちゃ豆はほかの作物のような連作障害(同じ土地に同じものを作ると障害が起きる)がありません。それは根粒菌が連作障害を回避する役割を担っているからだといわれています。 逆に...... 続きを読む
機能性としてのだだちゃ豆 だだちゃ豆は濃厚な味と甘みを持つ美味しいプレミアム枝豆として全国にその名を知られています。本来、枝豆は栄養価の高い在来種の野 菜であり近年欧米でもその健康機能性から注目を集めている食材になっています。 最近だだちゃ豆の可能性を広げよういう動きがあり機能性食品としての研究も最近になって山形大学農学部を中心に盛んに研究されてきています。研究がすすむにつれ、だだちゃ豆の機能性についての期待は高く、おお...... 続きを読む
だだちゃ豆の中耕培土とは だだちゃ豆は植付けが一段落すると中耕培土(ちゅうこうばいど)という土寄せ作業を始めます。6月中旬ころからの作業で、一部は同時並行的に植え付け作業とも重なってしまうこともあります。 中耕、培土とは植え付けられた畝と畝の間を耕しながら土を寄せていく作業です。作物の栽培において、作物の株際(かぶぎわ)に土を寄せる作業をいい、土寄せともいいます。だだちゃ豆の茎の基部を土で押さえて倒伏を防ぐ物理的効果のほかに、培土に...... 続きを読む
だだちゃ豆の播種と定植 田んぼの田植えを早々に終えた5月15日頃からだだちゃ豆の定植(植付け)が始まります。種を播いて2週間くらいの苗を植えるので5月になるとだだちゃ豆の播種は始まることになります。15センチほどに育った苗が専用の植え付け機械によって一列ずつ丁寧に1ヵ所に1本ずつ植えられていきます。 そして、播種と定植を繰り返し続けて6月いっぱいまで続きます。定植後、10日後には中耕(土寄せ)という作業も同時に始まってだ...... 続きを読む
だだちゃ豆は早朝に収穫する 真夏に旬を迎えるだだちゃ豆の収穫は猛暑の中の大変な作業です。新鮮さが美味しさの大切なところだけに早朝5時には収穫が始まります。そして7月からお盆のお休みも無く9月上旬まで続きます。 鶴岡市の白山(大泉地区)で代々白山だだちゃ豆を栽培する伊藤さんのだだちゃ豆の収穫の作業は特に選別に重きを置いて選別が徹底されているので高品質の新鮮なだだちゃ豆をお届けできるように配慮がされています。 &nbs...... 続きを読む
だだちゃ豆は ゆで過ぎない! だだちゃ豆を美味しく食べていただく為の簡単な茹で方のコツをお教えします。だだちゃ豆は1、茹で過ぎない(柔らかいと美味しくありません)2、すぐ茹でる(届いたら手早くすぐ茹でます。3、すぐ冷ます(すぐ冷ますことで美味しさが保てます)。 だだちゃ豆は、劣化が早いので収穫してから出来るだけ早く茹で上げることが何より大事です。そして特徴としては香りがいのちの枝豆ですから風味を残すように大きな鍋で手早く処理すること...... 続きを読む
だだちゃ豆 名前の由来から だだちゃ豆の「だだちゃ」の意味とか由来とかのお話になると必ずたどりつくこのお話し。お陰様でだだちゃ豆は人気と共に、多くの皆様にだだちゃ豆を知っていただけることになった昨今ですが、改めてお伝えしておきたいと思います。 だだちゃ豆の「だだちゃ」とは、山形県庄内地方の方言で「親父」「お父さん」という意味です。その昔、庄内藩、鶴岡の殿様が大変な枝豆好きで、毎日枝豆を持ち寄らせては「今日はどこのだだちゃ...... 続きを読む
だだちゃ豆と大豆の違い 実はあまり知られていないのですが「だだちゃ豆と大豆は本当は同じものだった」というのは大豆になるものを早くに収穫したものが枝豆といえるのです。 夏のビールのつまみに欠かせないエダマメ。実はエダマメは大豆と同じもので、大豆を未熟な若いうちに収穫して食べるものという事実を知らない人が思いのほか多いようです。 実は枝豆と大豆も同じもので収穫の仕方がちがっている...... 続きを読む
幕末に庄内藩士の娘が育種 明治維新のとき廃藩置県の施政により大泉村白山に帰農した庄内藩士、森屋藤十郎の娘初が、隣村の寺田から貰い受けた早生種の茶豆の種を畑に植えたところ、なかに晩生で味の良い豆があったため、その種を大切に保存して自分の畑で増やしていき、現在のだだちゃ豆のルーツとなった「藤十郎だだちゃ」を育てたという品種改良のお話があります。 旧大泉村、役場跡地にだだちゃ豆の記念碑に由来が刻まれて残って...... 続きを読む
庄内藩は酒井家の城下町鶴岡 だだちゃ豆の里 山形県鶴岡市について簡単に説明してみましょう。鶴岡市は山形県庄内平野の南部に位置し、酒田市と共に庄内平野を代表する人口10万人余りの行政区域です。 元和8年(1622年)酒井忠勝 (出羽国庄内藩主)が庄内に遷封され鶴岡に居城、江戸時代に、庄内藩酒井氏の城下町として盛え、加茂港は北前船の着く港町であり、明治以後も羽越本線開通まで新潟港へ向かう船が出て頻繁に交易をおこなっていたよう...... 続きを読む